モデルによって異なります。詳細は下記の表をご覧ください。
モデル | アクセスポート径 | アクセスポート位置 |
310/320 | Φ28 mm | 背面右上 |
370/380 | Φ30 mm | 背面右上 |
3110シリーズ | Φ30 mm | 背面右上 |
4110シリーズ | Φ30 mm | 背面右上 |
3307/3310 | Φ35 mm | 背面右上 |
150i/240i | Φ41 mm | 背面右上 |
i160/i250 | Φ43 mm | 背面右上 |
3950 | 外装部:Φ59 mm 内部ダクト:Φ35 mm |
左右側面中央 |
aniCell | Φ29 mm | 背面右上 |
MaxCell Giant | Φ29 mm | 右側面中央 |
9000EXシリーズ | 無し | - |
写真はi160のチャンバー内部。赤丸内がアクセスポート。
約0.15MPaを推奨しています。
はい、可能です。ただしメーカーやモデルによっては装置に供給する規定ガス圧力が異なりますので、ガスシリンダーオートチェンジャーの設定圧力(出力)にご留意ください。
残念ながらございません。ガスシリンダーオートチェンジャーはCO2ガスやN2ガスのみ対応しております。
付属の取扱説明書に従い、チャンバー内および棚板などを70%エタノールを使用して洗浄します。ヒビテン、アクトリル(過酢酸系殺菌剤)など他の殺菌剤を使用された場合は、最後に70%エタノールで拭き取ってください。金属製の部品は乾熱滅菌が可能です。樹脂製の部品(ファンインペラーなど)はオートクレーブにて滅菌することも可能です。拭き取りにくい部品は、超音波洗浄器にかけることも有効です。
Thermo Fisher Scientificのダイレクトヒート式インキュベーター、ステリサイクル(370/380)およびステリカルト(3307/3310)は自動で140℃で、ステリサイクル(i160)は自動で180℃での乾熱滅菌処理が可能です。
商品情報:フォーマ ステリサイクルCO2インキュベーター i160
商品情報:フォーマ ステリカルトCO2インキュベーター 3307/3310
商品情報:HERAcell CO2インキュベーター 150i
商品情報:HERAcell CO2インキュベーター 240i
小型では弊社製のMINIcellが15℃までの温度制御(室温25℃の場合)を、中型ではフォーマシリーズ3 がチャンバークーリングコイル(工場出荷時オプション)を装備することにより15℃までの温度制御が行えます。
大型での低温制御をご希望の場合は、弊社までお問い合わせください。
Thermo Fisher Scientific社のCO2インキュベーターには、オプションで4-20mAなどのインターフェースを実装することが可能です。
(i160及び4110は、USBインターフェースが標準装備されています)
データモニタリングの詳細につきましては、弊社までご連絡ください。
TC(サーミスタ式)センサーとIR(赤外線式)センサーには次の違いがあります。
TC(サーミスタ式)センサー:
CO2を含む雰囲気内の熱伝導率による抵抗変化を読み取ります。
昔から採用されてきた方式で、安価で実績があります。しかしその反面、温度・湿度変化に影響されやすいため、CO2濃度は使用される温度・湿度にて安定している状態で調整する必要があります。
IR(赤外線式)センサー:
チャンバー内のCO2を含む雰囲気を赤外線にて測定する方式で、近年採用されつつあります。
温度・湿度に影響されず正確な値を示しますが、複雑な構造・回路を要するために高価であることが欠点です。
すべてのThermo Fisher Scientific社製インキュベーターには電源コードをチャンバー内に入れるためのアクセスポートをご用意しております。
大型の機器や複数の機械をインキュベーター内でご使用になられる場合は、大型のリーチインキュベーターやMaxCell Giantをお勧めします。
商品情報:リーチインCO2インキュベーター F3950
商品情報:MaxCell Giant 大型CO2インキュベーター
低酸素制御下では、大気濃度(20.8%)から低濃度まで酸素濃度を下げるため、大量の窒素ガス(N2)を使用します。
不意のガス欠を防ぐためにも2本のボンベを用意していただき、自動的にガスボンベを切り替えるガスシリンダーオートチェンジャーのご使用をお勧めします。
推奨交換期間は以下のようになっています。
期間はあくまで推奨で、置かれている環境により変化する可能性がございます。
HEPAフィルターを装備するThermo Fisher Scientific社インキュベーターでは、タイマーが内蔵されており、指定期間が経過するとディスプレイに交換を促す警告メッセージが表示されます。
ユニバーサル(3110シリーズ)、ステリサイクル(370シリーズ、i160)、ダイレクトヒート(310シリーズ):1年間
ステリカルト(3307/3310):6ヶ月
アクセサリーとして、簡易的にCO2/O2濃度を測定する「ファイライト」もしくは「IRガステスター(CO2濃度のみ)」をご用意しております。
簡単に測定することが出来ますので、日常の点検にご利用ください。
また、培地に細胞を入れずチャンバー内に設置し、フェノールレッドの色変化でpHをチェックすることも有効です。
商品情報:炭酸ガス/酸素ガスアナライザー ファイライト
商品情報:ポータブルガスアナライザー
弊社取扱いのすべての機種の推奨ガス圧は0.1Mpa(1.0kg/cm2)です。
圧力が低くても問題があるわけではありませんが、ドア開閉の際の復帰速度に影響しますのでご注意ください。
架台は絶対に必要なわけではありませんが、架台を使用し出来るだけ床面から遠ざけることで、チャンバー内への粉塵やカビの混入リスクを軽減できます。
また、本体の前に粘着ネットを引くことも粉塵混入防止に役立ちます。
Thermo Fisher Scientificのメインラインナップでは、標準でチャンバー内に清浄空気を供給するHEPAフィルターが採用されています。HEPAフィルター搭載機種では、ドア開閉後1分でチャンバー内がクラス100の清浄度に到達します。培養時の最大の問題であるコンタミネーションリスク削減のためにも、HEPAフィルター搭載機種をお勧めします。
HEPAフィルター搭載機種:
ユニバーサル(3110/3120/3130/3140)
ステリサイクル(370/380/i160)
ステリカルト(3307/3310)
ダイレクトヒート(310/320)
防腐剤の使用はインキュベータ内のセンサーへの悪影響が否定できませんので推奨しておりません。
加湿用の水にはSDSを1%希釈することで、コンタミネーションの抑制が図れるという報告例があります。
弊社では蒸発バットの中に入れておくだけで約半年間の効果が得られる銀イオン抗菌・水質安定剤(Aq+goods!)を販売しております。
ウォータージャケット方式とダイレクトヒート(エアージャケット)方式には次のような違いがあります。
ウォータージャケット方式:
チャンバーの外周を水が入ったジャケットで囲み、水を加熱することで温度制御を行います。
温度の安定性に優れ、不意の停電でも水で温めているため急にチャンバー内温度が下がる危険性はありません。
ダイレクトヒート(エアージャケット)方式:
温度制御技術の進歩により、近年のトレンドとなりつつあります。
チャンバーの外周をヒーターで覆い、直接温度制御を行います。
頻繁に温度設定を変更したり短期培養を繰り返し行われる場合に適しています。
また、本方式の特性を活かして、高温でチャンバー内を滅菌する機能が付いているモデルもございます
(140℃乾熱滅菌:370/380シリーズ、3307/3310シリーズ、180℃乾熱滅菌:i160)
CO2ボンベは液化されているため、レギュレーター(圧力調整器)の一次圧では残量を推し量ることができません。通常一次圧は4Mpa(40kg/cm2)程度を示しており、これが低下した場合はボンベ内の液化ガスがなくなったことを意味しており、その後は急激に残圧が低下します。交換の目安には以下の点を参考にしてください。
商品情報:ガスシリンダーオートチェンジャー
弊社では滅菌済蒸留水のご使用を推奨しております。
滅菌済蒸留水を用意できない場合は、出来るだけ綺麗な水のご使用をお勧めします。
クリーンアップを繰り返してもカビの発生が抑えられない場合は、弊社までご連絡ください。
クリーンアップ作業のほか、オゾンを用いた滅菌作業を承ります。
インキュベーターの設置の際には下記の点にご注意ください。
TideCellという品名で販売しております。BelloCellは、マトリックスが封入されているスペースは、100mLです。TideCellでは、マトリックス部が2L、10L、20L、100Lのラインアップがあります。医薬品製造に使用しても問題ないグレードの装置として実績がございます。
詳細についてはお問い合わせください。
商品情報:TideCell プロセス用細胞培養装置
基本的には、1Lの培地ボトルを使用される場合、プログラムの設定の1日あたりの循環させたい量を1Lにします。2Lの時のプログラムでは、1日あたりの循環させたい量を1999mlにします。分泌生産時は、この循環量を変化させる事で、より培地瓶に効果的に分泌タンパク質を溜める可能性がございますが、培養中にプログラムを変化させて、より良い設定値を探す事が必要です。
特殊なポンプです。プログラムで動かす場合、プログラムの設定は、1日あたり循環させたい量を入力し、それを「1日あたり何回に分けて循環させるか」を選択し、このプログラムが開始される時刻を入力し、その設定値を保存します。保存された設定値は電源を切っても残ります。電源が入っていれば開始時間になれば循環を行います。
可能です。しかしながら、その無血清培地の素性に気をつけてください。無血清培地では、浮遊細胞用である事が多いです。ご利用の際は、接着細胞用の無血清培地に細胞を順化した上でご利用いただくか、血清培地で培養を開始し、中期段階・飽和状態で無血清培地に切り替えるなどの検討が必要となります。
可能ですが、ウイルス感染時のM.O.Iは10を推奨します。ウイルス液が500ml培地に希釈され、感染効率が悪くなります。
BelloCell-500APやBelloCell-500Pボトルでの灌流培養で、1ヶ月以上の長期培養が可能です。灌流培養時に使用する別置きの培地ボトルの培地の交換を続けるだけで、培地中に分泌蛋白が回収できます。
培地のpHとグルコース濃度を確認して下さい。pHは、7.0以下になると、細胞の増殖が止まる傾向があります。重曹などで、pHを7.2に戻します。グルコース濃度が低すぎると増殖が停滞します。
BelloCellシステムには、CVDキット(クリスタルバイオレット溶液)が付属しております。プロトコルに従って処理をして、サンプリングしたマトリックスの細胞の核数を計測し、ボトル内のマトリックス総数に対し掛け算で算出します。
BioNOC-Ⅱマトリックスのボトルでは、マトリックスが1ボトル当たり約865枚です。
可能なら、培地中のグルコース濃度を3g/L以上になるようにグルコース濃縮液を培地に加えて下さい。同時にグルタミン濃縮液も4mMになるように培地に加えてご利用下さい。培地に上記の添加物を入れられない場合、グルコース濃度が0g/Lにならないよう、500mg/L~1g/Lを目安に培地交換を行なって下さい。
BelloCellシステムには、グルコース測定キットが付属しております。(できれば)毎日、培地のグルコース濃度を測定してください。エネルギーがない状態が発生すると、細胞が増殖しなくなります。
培養後期には細胞濃度が非常に高くなるため、pH変動(酸性へのシフト)とグルコース消費を気をつけて下さい。バッチでは、一般的に培地交換が培養開始から3日後、次が2日後、その次が1日後と細胞数が増えれば、それだけ、消費も早くなります。交換タイミングを逃したり、pHが酸性のままだと、細胞がマトリックスから剥がれたり増殖が低下します。
先の回答にもあるように、培養条件検討時の播種細胞数は最低でも1×108Cellsをお勧めします。その結果、期待通りの増殖速度・細胞数・蛋白質収量が得られた後、血清濃度などを勘案し、播種細胞数の条件最適化をされることが好ましいです。
播種細胞数は1~2×108Cells必要です。細胞腫によっては、播種細胞数が少ないと対数増殖までに時間がかかったり、増殖しない事があります。培地は種類によりますが、一般的には細胞の飽和状態(コンフルエント)までに、1.5~2.5L程度を必要とします。
目的にもよりますが、BelloCell-500APボトル(灌流)をお奨めします。細胞数計測のためのマトリックスの取り出しや、培地交換の手間を軽減させることができ、扱いやすいのが特長です。
現在は、1種類のみです。
BioNOC-IIは100%PETで、およそ16,500cm2の表面積を持ちます。
細胞種にもよりますが、約1×109Cells以上/1ボトルです。モノレイヤーの細胞は少なく、多重層になる細胞は、それ以上になります。
BelloCellシステムでは灌流培養(パフュージョン)を選択して頂けます。灌流培養では、別置きの培地ボトルとBelloCellボトルをペリスタリックポンプで接続し、培地を循環させながら培養ができます。通常のバッチ培養では、培養ボトル1本につき500mLの培地を使用しますので、外置き培地ボトルを2Lにした場合、合計2.5Lとなり、5回分の培地交換をしなくてもいいことになります。
バッチ培養の場合、最大4本同時に行えます。灌流培養(パフュージョン)でも、最大4本同時に行えますが、灌流用のチューブラインは、2本しかございません。3本、4本での培養を行なう際は、別途、ご購入ください(CES-BCA01301 チュービングコンプリートセット)。
BelloCellシステムでは、ボトルの中間に詰め込まれたファイバー製マトリックスの表面に細胞を付着させます。装置がインキュベーター内で培養ボトルの蛇腹部分を伸縮させることで、マトリックスが培地に浸かったり、気相に出たりします。マトリックスが液相に在る際は、細胞は十分なエネルギー交換が出来、気相に在る際に十分なガス交換を行えます。マトリックスを100mL体積に押し込んいても、このような効果から、マトリックスの持つ表面積全体にまで、状態良く細胞を増殖させる事が可能です。
主に付着性細胞の大量・高密度培養が目的です。細胞回収、分泌蛋白質の回収、ウイルスの回収に極めて高いパフォーマンスを発揮します。
BelloCell高密度培養装置は、付着細胞専用の培養装置です。CHO、Vero、BHK、MDCK、HEK293、NIH-3T3、Huh-7、昆虫細胞Sf-9等のアプリケーションが存在します。
それ以外の細胞の場合、性質の近い細胞でのアプリケーションを適用できます。
アプリケーションノート・文献:CESCO Bioengineering
BelloCell高密度培養装置は、CO2インキュベーターに装置を設置して使用します。細胞と培地はディスポーザブルタイプのBelloCellボトルの中で培養します。目的に合わせたBelloCellボトルを選択する事が出来ます。
随時更新を行っておりますが、データをご提供できるものとそうでないものがございます。もしご検討の細胞種がない場合は、弊社までご連絡ください。
通常、1×108cells程度となります。付着性の高い細胞や増殖能が高い細胞ではこれより少ない細胞数でも可能ですが、BioNOCIIマトリックスに定着した細胞数が、その後の培養の効率に直結しますのである程度の細胞数を用意されることをお勧めします。
BelloCellを使用した培養例には多くのアプリケーションノートおよび論文があります。随時更新しておりますので、以下のリンクをご参照ください。
アプリケーションノート・文献:CESCO Bioengineering
あまりお勧めしません。特に動物細胞の培養時にはpH制御のためにCO2濃度設定を変更することがありますので、他の細胞への影響も考え、可能な限り同じチャンバーで他の細胞培養は避けてください。また、BelloStageの振動が別の培養系に影響を与える事もあります。
弊社で販売するThermo Fisher Scientific社フォーマ CO2インキュベーターにはすべて問題なく設置が可能です。他モデル及び他社製インキュベーターの場合は以下の条件を満たすものを選んでください。
灌流培養(パフュージョン)をご利用の場合は、BelloFeederポンプ、培地ボトルを設置するスペース・棚耐荷重が必要になりますので、別途ご相談ください。
設置スペース:
270(W)×370(D)×415(H)mm 以上のスペースがあること。
ボトルを取り外すために本体上方向のスペースに余裕があることが好ましい。
設置する棚板の耐荷重:
10kg以上(BellloCell培養ボトル4本を使用時)
参考:BelloStage本体7.0kg+(培養ボトル重量約200g×4)+(培地重量500g×4)=9.8kg
ユーティリティ:
CO2制御機能(動物細胞を培養する場合)
インキュベーターのチャンバー内からのアクセスポート(φ30mm以上)
インキュベーター外扉が鉄製で極端に湾曲していないこと(BelloStageのコントローラーはマグネットで固定します)
NIH3T3細胞(マウス胎児皮膚細胞)での実績はあります。
しかし細胞数が8X108 まで増殖した後、細胞が剥がれだし、これ以上増殖することができませんでした。
これはMDCK細胞の培養状況と同じです。この二種の細胞ともBioNOCII上で三次元形態まで生長することができず、BioNOCIIの担体表面にしか生長できないため、ある程度以上の細胞増殖に影響したのだと考えられます。
FreeStyle293(インビトロジェン社)の場合、培地をMEM系培地にして血清を入れると接着能が復活します。CHO-Sでは簡単には接着能は復活しないので、徐々に接着するように順化していく事が多いようです。Hybridomaの培養は無血清では難しく、血清培地を使用し成功した例が報告されています。
アプリケーションノート2,3,4,6,7,10,14,16,17は、BelloCellにて浮遊細胞を培養したデータです。浮遊細胞が付着可能かは、培地選択により決定されるケースが多いです(アプリケーションノート1をご参照ください)。適切な培地の使用で、浮遊細胞もBelloCellでの培養が可能になります。もし培養しようとする浮遊細胞が付着性も持っているのであれば、種細胞を用意する時には浮遊用の培養でもよいですが、BelloCellでは出来るだけ付着細胞用培地のご使用をお勧めします。
アプリケーションノート・文献:CESCO Bioengineering
殆どの付着性細胞では、通常のプロトコルで順調に培養することが可能ですが、より早く細胞を増殖させ培養期間を短縮するためにも、以下の点を参考にしてください。
原因の一つとして、細胞がトリプシン処理に対し非常に敏感な細胞であることが考えられます。BelloCellにセットする種細胞のペレットにトリプシンが残留していると、ボトル内のBioNOCIIマトリックスに細胞がうまく定着できず、細胞の成長が非常に遅くなります。以下の点を参考にしてください。
洗浄、オートクレーブをかけることを通して再利用できます。
はい、ございます。何度も繰り返し使用しますと、摩擦などによりチューブが先に傷んでしまいます。CESCO社ではポンプヘッド、ボトルキャップを除いたチュービングアクセサリー(BCS-CES-BCA01302)を別途販売しております。販売時は、未滅菌なので、滅菌してご利用ください。
はい。チュービングセットはそのままオートクレーブが可能です。121℃ 30分で行ってください。
乾熱滅菌はポンプヘッドの損傷に繋がりますので行わないでください。
通常、ガラスボトルのキャップはGL32(Φ32mm)とGL45(Φ45mm)の規格がありますが、チュービングセットに付属するキャップは45mmが採用されています。
BelloStageには4本のBelloCell培養ボトルをセットできますが、灌流培養(パフュージョン)を行う場合は連続的に培地を供給するチューブラインや培地ボトルなど、インキュベーター内に多くのスペースを必要とします。
その殆どのケースにおいて2本以上のボトルを同時培養されることが少ないため、標準構成では2セットを同梱させていただいております。
BelloCell培養ボトルは、CLASS10000環境で製造されており、QCプロセスも厳格で高く安定した品質を提供しております。IQ/OQやCOQ(品質証明書)を含むバリデーション・認可・cGMP製造用資料についてはサポート致しますので弊社までご連絡ください。
BelloCellのバリデーションプロセスは、ローラーボトルのそれと似ているものがあります。PQ(Process Quality)用には、通常一つのバッチとして、一度にたくさんのボトルをテストする必要があり、細胞増殖と蛋白発現量をチェックいたします。3回のテストがプロセスの一貫性・再現性を再確認するために必要になります。
各BelloCel培養lボトルには一つのロット番号が付けられ、バッチレコードにて簡単に追跡できることになっております。
マイクロキャリアービーズやローラーボトルなど、付着系での培養が可能な場合は、BelloCellでの培養は十分可能だと推測されます。BelloCellでの実績がない細胞種の場合、まずは播種する細胞は出来るだけ多い細胞数でお試しください(例:2×108cells)。もし順調であれば、標準的な1×108に下げてみてください。細胞の播種後、より多くの細胞がBioNOCIIマトリックスに定着することが、その後の培養に大きく影響するからです。
もし現状での培養条件と細胞生長のデータ(接種密度、細胞生長曲線、pH変化、培地種類、血清量、ビーズのグラム重量及びその他の代謝数値)を教えていただければ、適切なアドバイスをさせていただきます。
トリパンブルーは細胞の生死を判定するために使用する試薬で、細胞のタンパクを深青に染めます。死細胞は細胞の損傷により膜の透過率が高いので早く染まり、時間が経つと生細胞も染まります。
クリスタルバイオレット(CVD)は生細胞のみを測定するときに使用します。生細胞の細胞膜に入り込み紫に染色する性質があります。Bellocellの基本プロトコルではこのCVDを用いて細胞数の計測を行います。
はい、ご要望に応じ対応いたします。詳細についてはお問い合わせください。
弊社では、大阪府箕面市に細胞培養プロセスが可能な実験施設を保有しており、ご相談いただければ対応可能です。詳細はお問合わせください。
テクニカルセンター(大阪センター)のご紹介(リンク)
まずテストとして、CO2インキュベーター内に細胞培養用スターラーを設置し、小スケールの250~1000mlスピンナーフラスコで条件検討を実施してください。少スケールでの培養が成功すれば、セルマスターEVOで培養可能だといえます。
さまざまな細胞が培養可能です。弊社で多くの実績がある代表的な細胞種は、CHO、HelaS3、Sf9、Sf21です。
温度センサーは、溶存酸素センサー(D.O.センサー)内部に装備されています。オプションで別途温度センサーを使用することも可能ですので、ご希望の方はご相談ください。
現在のソフトウェアは対応していません。必要な場合はご相談ください。
本体にはデータ記録機能は搭載されていませんが、PCをご用意いただき、オプションのソフトウェア「セルマスターEVOモニターツール(Windows版)」をご購入いただければ対応可能です。
使用するリアクターサイズに応じた、昆虫細胞培養用の多孔性テフロンチューブをご購入いただくことで対応可能です。昆虫細胞は非常に多くのガス供給が必要で、動物細胞培養システムの多孔性テフロンチューブでは供給が不足します。また再セットアップが必要ですので、弊社までご用命ください。
薬液ボトル、炭酸ガス圧力調整器と炭酸ガスボンベをご用意すれば対応可能です。ただし、再セットアップが必要になりますので弊社までご用命ください。
一般的な培養室の設備が必要であり、リアクター部を滅菌するオートクレーブ、無菌作業用のクリーンベンチ/安全キャビネットが必要です。また、動物細胞培養システムの場合は、炭酸ガスボンベ、酸素ガスボンベ(オプションで窒素ガスボンベ)、昆虫細胞培養システムの場合、酸素ガスボンベが必要です。
撹拌速度、温度、溶存酸素とpH(昆虫細胞培養システムは測定のみ)の制御ができます。
昆虫細胞培養では、培地のpHが殆ど変化せず、大量の酸素を必要とします。そこで、下記に違いがあります。
*ガス導入の為の多孔性テフロンチューブのサイズが異なります。
*昆虫細胞培養システムでは、pHは測定のみで制御は行いません。そのため、アルカリ薬液ボトルは必要ありません。
システムとして、1L、3L、6L、8Lのシステムを販売しております。
それ以上のサイズをご希望の場合はお問い合わせください。
基本的に正面向かって右側に取り付けてあります(下図参照)。
キャビネットを上から見たところ
ご希望により正面向かって左側もしくは両側に取り付けることも可能です。
ご注文時に弊社代理店様もしくは弊社までご連絡くださいますようお願いいたします。
バイオクリーンベンチもバイオハザードセフティキャビネットと同様、フィルターの交換は専門の知識を持った技術者による交換を推奨いたします。
フィルター交換後は、大切な検体を守るため、使用再開前に各種検査の実施を推奨しております。
一年に一回、定期検査を行うことを推奨いたします。感染症法(第56条の24:施設の基準)で、1種病原体等から3種病原体等を扱う施設においては、年一回以上の点検が義務付けられています。
詳しくは以下のリンクから法令をご覧ください(リンクをクリックするとウィンドウが開きます)。
設置環境での検査は実施を推奨しておりますが、ご希望の場合は、別途有償にて対応させていただいております。
差圧計の主な目的は、フィルターの入力側と出力側でどの程度の圧力が落ちるかを測定することです。フィルター交換時期を判断するために使われるのであれば、風速モニターの方がより良く正確です。ESCOのキャビネットは風速センサーを搭載しモニターしております。
一般的にフィルター寿命は、送風ファンの性能に大きく依存します。フィルターの詰まりにより風速が低下した場合、ファンの回転数を上げる事により風速を上げることができます。(選定風速を維持できます。また、ファンの回転数を上げる処理は弊社の技術員により作業致します)
ESCO社製キャビネットのファンは、納品時におけるファンは最大性能の約2/3の力でしか動作しておらず1/3の余裕があります。従って風速が落ちてきてもすぐにフィルター交換を行う必要はございません。
ULPAフィルターはHEPAフィルターよりも集塵効率が約10倍となっています。これによりサンプルを扱う作業空間の清浄度が非常に高く維持できます。
実際、ISO クラス分類(指定粒径以上の許容粒子濃度 個/m3)において、ULPAフィルターはISO クラス3に位置付けられます(HEPAフィルターはISO クラス5です)。
はい、全てのモデル(LA2/JA2/AC2モデル)で全く問題なく使用して頂けます。
オールフレッシュタイプのクリーンベンチは作業空間から作業者の方にエアーが出てきますが、バイオクリーンベンチは80%くらいのエアーが循環し、残りの15%が天井部から室内に排気されます。作業者には排気されるエアーが直接当たりません。また、一度ULPAフィルターを通ったクリーンな風がキャビネット内を循環するためフィルター寿命が大幅に伸びることが期待できます(循環率は約85%となります)。
バイオハザードセフティキャビネットには、作業空間でウイルスなどの危険なサンプルを扱っても作業者を保護する事を目的として設計されております。
バイオクリーンベンチ(クリーンベンチ)は、サンプル保護のみで作業者保護の機能は有しておりません。
電気代はほとんどかかりません。1回の稼働に必要なコストは、PBioアクトリル 100mlと、除染バリデーション実施時の指標菌であるBI(バイオロジカルインジケーター)です。以下は費用の目安です。
PBio アクトリル:1,100円/100ml (カタログ番号:PB78399-482 1kg x 6本包装使用時)
BI:6,480円/3箇所
また、年に一度センサーの校正または買い替えをおすすめします。触媒ファンは約4,000分毎に交換してください(使用頻度により変動)。
1台で0.7m3までの広さが目安です。これは間口1,800mmの安全キャビネットのワークエリアに相当します。更に大きな空間はFOGACTを2台使用することで除染可能ですが、1.0~1.5m3くらいまでが目安です。
電源が入った状態では、湿度が安定せず使用できません。
冷蔵庫内のカビ取りが目的の場合、電源を切って庫内を室温へ戻し、濡れた部分を拭き取った上で使用することが出来ます。
電子着火式ブンゼンバーナーをお使いの場合、電子着火部に酸化被膜が生じることにより、着火しにくくなる場合があります。FOGACTをご使用いただく際は、バーナーを取り外していただくか、バーナーが除染ガスに触れないようにカバーをかけてご使用いただくことをおすすめします。
アクトリルは、過酢酸・酢酸・過酸化水素・水の平衡混合物です。過酸化水素の含有量が0.8%と低濃度であることから、劇物指定の対象外です。また、環境毒性試験や患者毒性試験を行っており、使用者の安全が確認されています。
その高い品質により、米国FDAにより透析装置、透析液ライン等医療用具の滅菌消毒の為の高度消毒剤として認可さています。また、米国環境省EPAに登録され、品質と効果が認められています。また、ヨーロッパではCEマークを取得しており、厳しい基準で品質が保証されています。
過酢酸の液体は金属の腐食を引き起こします。FOGACTはガス化した過酢酸が除染を行うため腐食は最小限に抑えられますが、鉄・ハガネは酸化皮膜が、銅は緑青・緑青皮膜が発生します。
マイクロプレートカップホーン(431MPX)のご使用をお勧めします。
このアクセサリーはカップホーンのように水を介してマイクロプレート中のサンプルを非接触にて超音波処理するものです。
マイクロプレートホーンでは、超音波エネルギーは上方向に超音波エネルギーが照射されるため、底面形状が平底もしくは丸底のプレートのご使用を推奨します。
また、超音波エネルギーは液体を介して伝達されるため、プレート裏面に液体が満たされるようにセットしてください。
パワーセッティング:
あまり強すぎる出力設定はキャビテーションバブル(小さな真空の泡)が多量に放出されるだけで、かえって効率が悪くなります。
Amplitude設定は50%程度を目安とし、それを上下に変化させ予備実験の処理結果を基にし、最適化を図ってください。
媒介する液体:
使用する液体は水が一般的ですが、水ではなくエチレンやプロピレングリコールの水・グリコール混合液のような抗キャビテーション液を使用すると有効です。グリコール濃度に比例してソニケーション効果が非常に大きくなることが報告されています。
脱気(デガス):
水を用いる場合は、サンプルに加える前に、数分間超音波処理し脱気(デガス)することも有効です。
はい。1/8"NPTネジのチューブフィッティングと、循環水冷却を使用しない場合に穴を閉じるエンドキャップが付属します。
カップホーンには冷却水を循環するためのアクセスポートが付いています。
市販のウォーターチラーを使用し、循環させることでサンプルを冷却しながら処理をすることができます。
弊社もQSONICA社製の超音波ホモジナイザー用小型チラーを販売しております。
必要な流量は約500mL/min程度です。
冷却水量が速くなりすぎるようなら、水跳ね防止にカップの上に平らな板を置くのもいいでしょう。
商品情報:ペルチェ式水冷チラー
ガラスが最も超音波処理に適しています。樹脂ではポリスチレンとポリカーボネートが超音波エネルギーの伝達効率が高いことが知られています。
ポリプロピレンとポリエチレンは比較的柔らかい素材であり、前者と比べて効果は低い傾向にあります。
フローセルをお勧めします。閉鎖されたチャンバー内にポンプにより閉流路での循環でサンプルの供給を行い、連続的に超音波照射を行います。
ステンレス製で容量違いのものを2種類ご用意しています。
DNAせん断は超音波ホモジナイザーの非常に有効な用途のひとつです。
DNAシェアリングを目的としたモデル(Q800R)もご用意していますので、商品情報やアプリケーションなどをご参照ください。
商品情報:Q800R DNAシェアリングシステム
アプリケーション:QSONICA社アプリケーション一覧
はい。超音波ホモジナイザーはChIPにおけるDNAのせん断処理に非常に適しています。
特にオプションであるカップホーンはチューブ内のDNAサンプルを非接触にて効果的にせん断処理することができます。
また、DNAシェアリングを目的としたモデル(Q800R)もご用意していますので、商品情報やアプリケーションなどをご参照ください。
商品情報:オプション・アクセサリー一覧
商品情報:Q800R DNAシェアリングシステム
大型機種(Q700,Q500)ではマイクロチップ(4417)、小型機種(Q55,Q125)ではプローブ(4423)です。
超音波ホモジナイザーでは、破砕パワー(振幅)と処理量は反比例の関係にありますので、一度に処理されるサンプル量とあわせてご検討ください。
カップホーンの使用をお勧めします。カップホーンは言わば超音波洗浄器の強力版で、液体を媒介に、非接触で容器内のサンプルを効果的に処理します。カップホーンのアクセサリーとして0.2mL、1.5mLチューブなどを立てるチューブホルダー(またはブリッジ)を販売しております。
商品情報:カップホーン
期待通りの破砕パワーが出ていない場合は下記をチェックしてみてください。
また、超音波照射の際のコツなどを記載した「最適化ガイド」を参考にしてみてください。
参考:最適化ガイド
超音波処理の際の熱の発生は常につきまとう問題です。クラッシュアイスや冷却装置の使用は必須ですが、以下を選択することで非常に抑えることができます。
大型機種(Q700,Q500)およびQ125:
超音波のON/OFF時間を設定できるパルスタイマー機能があります。10秒ON、20秒OFFにするなどして、間欠的動作により熱の発生を抑えることが可能です。
また、処理の間は金属のチューブブロックなどを用いてしっかり冷却を行うとより熱の上昇を抑えることができます。
Q55:
手元のフィンガースイッチで簡単にON/OFFを行うことができるので、十分にOFFの時間を取って処理してください。
また、他機種と同じく処理の間は金属のチューブブロックなどを用いてしっかり冷却を行うことをお勧めします。
チップを長期間使用していると、先端部が侵食により凸凹になります。
ある程度は紙やすりなどで削って再使用が可能ですが、繰り返し削ると破砕パワーに影響するだけでなく、熱が発生するといった問題が発生します。
再現性の高い実験のためにも、定期的な交換をお勧めします。
超音波処理時に先端チップが侵食し、チタン合金の粉末がサンプルに微量ではありますが混入するのは避け得ない事態ですが、下記のアクセサリーの仕様により回避することができます。
カップホーンの利用:
カップホーンは非接触で処理を行う、超音波洗浄器の強力版といえるアクセサリーです。マイクロチューブなどの少量サンプルの破砕処理に効果を発揮します。
商品情報:カップホーン
はい。ヤスリやグラインダーを使用して、ある程度であれば削ることが可能です。
ある程度は紙やすりなどで削って再使用が可能ですが、繰り返し削ると破砕パワーに影響するだけでなく、熱が発生するといった問題が発生します。
再現性の高い実験のためにも、定期的な交換をお勧めします。
サンプルの液量によって異なりますが、液量の深さに対して1/2程度の深さが目安です。
超音波を照射すると液中に還流が生じますのでサンプルが出来るだけ照射面に効果的かつ連続的に当たり続ける位置をご検討ください。なお、あまり深くしすぎると、容器の壁面からの反射波による相殺が発生しますので注意してください。
参考:最適化ガイド
マイクロチップ(4422)を大型機種でご使用になる場合は、標準の破砕ホーン(4220)を取り外し、カプラー(4421)とあわせてからコンバーターに直接取り付けてください。
マイクロチップ(4422)は通常の破砕ホーンに取り付けると故障の原因になりますので絶対にしないでください。
※小型機種(Q55,Q125)はコンバーターにそのまま取りつけます。カプラーは要りません。
カタログに記載されているチップ、プローブの振幅は、最大パワーでの表記になります。
よって、QSONICA社の超音波ホモジナイザーでAmplitude100%の場合が最大となり、カタログに記載された振幅の破砕パワーが得られます。Amplitudeと振幅は比例関係にありますので、Amplitudeが50%の場合は半分の振幅となります。
Q125,Q500ではAmplitudeの設定範囲が20-100となっていますので、Amplitudeが20の際に最小の振幅が得られます(Q55の最少は10%)。
超音波ホモジナイザーはコンバーター内の水晶発振子に高電圧をかけることで振動を発生させ、チップ先端のチタン合金を伸縮することで超音波エネルギーを照射します。
ディスプレイのW表示は処理の際に消費されているコンバーターのエネルギーを意味します。一般的に粘性の高いサンプルであるほど消費エネルギーは上昇します。照射される破砕パワーと相関関係はありませんのでご注意ください。
チタン合金です。
同じチップ、プローブであっても微妙に長さが異なる場合がありますが、これはQSONICA社で個々のチタン合金のロット差をなくすための振幅調整を行っているためで、性能に影響はありません。
超音波ホモジナイザーの破砕パワーは、一般的に出力(W)によると誤解されがちですが、実際には使用されるチップ、プローブの振幅とAmplitude設定値に依存します。
QSONICA社で最も破砕パワーが強いのは、マイクロチップ(4417)で320umです。
一般的に、チップ・プローブの破砕パワー(振幅)と処理量は反比例の関係にあります。破砕パワーが強いチップの処理量は少なく、破砕パワーが弱いチップの処理量は多くなります。QSONICA社のアクセサリーに関しては以下をご参照ください。
使用後、決してエアーフラッシュしないでください。メタノール80%、水20%の比率の溶媒、もしくは100%イソプロパノールを、カラム容積(CV)の10倍量程度流してください。カラムは上下にキャップをして保管してください。
使用後、決してエアーフラッシュしないでください。アミンとジオールカラムは、アセトニトリル80%、水20%の比率の溶媒、もしくは100%イソプロパノールを、カラム容積(CV)の3倍量程度流してください。
シアノカラムは、メタノール(もしくはアセトニトリル)80%、水20%の比率の溶媒もしくは100%イソプロパノールを、カラム容積(CV)の3倍量程度流してください。カラムは上下にキャップをして保管してください。
使用後、決してエアーフラッシュしないでください。メタノール(もしくはアセトニトリル)80%、水20%の比率の溶媒を、カラム容積(CV)の3倍量程度流してください。カラムは上下にキャップをして保管してください。
使用回数はサンプルにもよって大きく異なりますが、10回程度は使用できるケースが多いです。ご参考に下記のアプリケーションノートをご覧ください。20回使用した際のデータが掲載されています。
参照:AN74: Use of RediSep Rf Gold C18 Column at High pH
(http://www.teledyneisco.com/en-us/liquidChromatography/Chromatography_Note.pdf#search=AN74)
お好きなメディアを充填して頂くことができます。
予めサンプルを吸着させたシリカゲルやセライトを充填して頂く事ができます。また、こぼしたサンプルを拭きとったキムワイプを入れる事もできます。
充填されているシリカゲルが異なっています。
RediSep Rf カラムは40~60umの破砕状シリカゲルが充填されており、RediSep Rf Gold カラムには20~40umの球状シリカゲルが充填されています。RediSep Rf Gold カラムはRediSep Rf カラムよりも高い分離能を有しております。
参照:AN70: Higher Resolusion Results with RediSep Rf Gold Silica Columns
(http://www.isco.com/WebProductFiles/Applications/101/Application_Notes/AN70_Higher_Resolution_Results_with_RediSep_Rf_Gold_Silica_Columns.pdf)
使用可能です。
逆相C18カラムを使用する場合などは、メタノール、水などに少量のTFAを加えてご使用いただけます。使用後は必ず酸を含まない溶媒でシステムの流路を洗浄してください。
以下の工程を確認して再測定してください。
精製不足:目的とする波長域において不純物の吸収によるノイズの影響。
使用ピペット:分注誤差が大きい、チップが適合していないなどの影響。
プログラム設定:サンプルの設定(例えばdsDNA、RNA、oligoなど)が正しく選択されていない。
サンプル量:サンプルの濃度によって変わりますが、0.3~1μLが最低量です。
商品情報:Implen 微量分光光度計
はい。表面が石英でできている測定部とミラー部には、サンプルが残らないようにしてください。
リントフリーティッシュペーパー(キムワイプ等)に、水または70%のエタノールをわずかに湿らせ、サンプルの残りやホコリをふき取ってください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
はい。260nmの吸収を持つ他の分子が存在すると、結果に影響を与えます。
商品情報:Implen 微量分光光度計
確実なサポートを実施させていただく上でも、弊社サイトからのダウンロードおよびアップデート等の適用を推奨しております。
商品情報:Implen 微量分光光度計
納品時のアップデートを除き、原則としてお客さまご自身で実施していただくことを想定しておりますが、アップデート法のレクチャーや実施などについては臨機応変に対応します。
何かありましたら購入代理店もしくは弊社までご相談ください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
弊社サイトからダウンロードされた場合と同様に対応いたします。弊社までご連絡ください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
弊社サイトにアップロードされているものは、弊社内にて動作検証を行い、確認が取れたものとなります。
確実なサポートを実施させていただく上でも、弊社サイトからのダウンロードおよびアップデート等の適用を推奨しております。
商品情報:Implen 微量分光光度計
これは、Sample Quality Control機能による純度の制限値外であることをお知らせしています。【Nucleic Acids】【ProteinUV】で有効な機能です。
PreferencesのWarning Messagesの中にSample Quality Controlで各制限値を設定できます。
デフォルト値は下記です。
核酸【Nucleic Acids】:A260/A230 下限値1.8 上限値3.0、 A260/A280 下限値1.65 上限値2.5
蛋白質UV【ProteinUV】:A260/A280 上限値0.7
商品情報:Implen 微量分光光度計
【ProteinAssay】【Nucleic Acids】【ProteinUV】、さらにMore App内【Concentration】【Standard curve】のアプリケーションにおいて、濃度は自動で計算されます。
他のアプリケーションでは、吸光度値(光路長10mmに変換)が表示されます。
商品情報:Implen 微量分光光度計
ソフトウェアバージョン2.0.12465より前のバージョンは、USBケーブルのみで通信できます。
ソフトウェアバージョン2.0.12465以降のバージョンの時は、Windows PCの場合、USBケーブル、WiFi接続、LAN接続が可能です。
商品情報:Implen 微量分光光度計
PC用ソフトウェアは、弊社Webからダウンロードしてください。
/download/maker/softwares
タブレットやスマートフォンは、APPストア(Apple StoreまたはGoogle Store)でダウンロードしてください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
Implenのソフトウェアは様々なOSで提供されています。対応OSは下記の通りです。
Windows:Windows 7(32 & 64 bit), Windows 8(32 & 64 bit)
Mac: OS X Lion 10.7以上
iOS:iPad 2、iPhone5 & iOS 6以上
Android: OS ver 4.4以上、クアッドコア 1.2 GHz 1 GB RAM
商品情報:Implen 微量分光光度計
NP80、N60、C40のみ可能です。弊社までご連絡ください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
これはキセノンフラッシュランプの特徴です。現在の市販されているキセノンフラッシュランプは、その付近で不安定な光源です。誠に申し訳ございませんが、ご理解ください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
ミラー部と測定部を毎回クリーニングしてください。また、電源を入れた後、20分間装置をそのままにして、電気が十分安定した後に使用してください。
商品情報:Implen 微量分光光度計
NP80、N60、C40は、180nm~1040nmの検出数は3648ピクセル(ch)です。
1ピクセル(ch)の波長幅は0.24nmです。ソフトウェア上は、200nm~900nmを1nm間隔で表示されます。
N50は200nm~650nmを1024ピクセル(ch)で検出しています。
1ピクセル(ch)の波長幅は、0.45nmです。ソフトウェア上は、200nm~650nmを1nm間隔で表示されます。
ソフトウェア上はどの機種も検出結果が1nm間隔で表示されていますが、NP80、N60、C40はN50に比べ、約2倍の分解能があります。
商品情報:Implen 微量分光光度計
光路長が変化しないTrue Pathテクノロジーのため、サンプル交換をせずに同一のサンプルを繰り返し測定した場合、最大変動幅は0.003ABS(ランプの変動のみ)です。
商品情報:Implen 微量分光光度計
NanoPhotometerは性能に影響する可動部分がないため、長期間正確に測定できます。
特許技術【サンプル圧縮テクノロジー】は、サンプルを蒸発から守ります。測定結果はサンプルの性質や状態によっても変動しますが、測定偏差は±3%未満です。
測定環境にも大きく依存していますので、可能な限り同じ条件、環境での測定をおすすめします。
商品情報:Implen 微量分光光度計
ファームウェアは、弊社Webからダウンロードしてください。
/download/maker/softwares
ファームウェアアップデートにはバグ修正が含まれていますので、アップデートされることを推奨いたします。
PCやスマートフォンでの通信をご利用の場合は、同じバージョンでご使用ください。
商品情報:Implen 微微量分光光度計
本装置は本体搭載のタッチスクリーン、Windows/Mac PC、タブレット、スマートフォンでの操作が可能です。
本体とデバイスは1:1で通信を行います。
液晶タッチスクリーン搭載モデルでは、タッチスクリーンでの操作にに優先権があります。
それ以外では、接続しているデバイスが優先されます。
商品情報:Implen 微量分光光度計
液晶タッチスクリーン搭載モデルであれば、スタンドアロンで使用できます。
液晶タッチスクリーン非搭載モデルの場合は、PCやタブレット、スマートフォンでの制御が必要となります。
商品情報:Implen 微量分光光度計
電源ケーブルのアース端子が正しく接続されていることを確認してください。
タッチスクリーンは静電式のため、アースで電圧の基準点(ゼロ)が不明だと、正常に反応しない場合があります。
商品情報:Implen 微量分光光度計
サブマイクロリッターセルの販売は、C40をお持ちのお客様に限らせていただいています。
商品情報:Implen 微量分光光度計 C40
一般に、測定部およびミラー部は高い有機溶剤耐性を持っていますが、濃い酸や塩基性の溶液を使うのはおすすめしません。
特定の溶媒を使う場合には、弊社までお問い合わせください。下記からダウンロードできるファイルに記載されている溶剤は、使用できることを確認しています。
Implen社 NanoPhotometer 測定部に使用可能な溶剤の一覧
商品情報:Implen 微量分光光度計
ディスポーザブルタイプの場合、そのキュベットの利用可能波長領域に気を付けてください。
1mL、3mLのキュベット(光路長10mm、サイズ:12.5 x 12.5 x 45 mm)では、キュベットを挿入する方向に気を付けてください。
キュベットの測定面と装置のキュベット部の矢印の向きを合わせてください。
NP80は赤い矢印、C40は白い矢印です。
商品情報:Implen 微量分光光度計
一般的な1mL、3mLキュベット(光路長10mm、サイズ:12.5 x 12.5 x 45 mm)は、問題なくご利用できます。
マイクロキュベットをご利用の場合は、キュベット自体の高さが45mmの標準サイズである必要があります(ショートタイプはご利用できません)。
また、光が通過する高さ(光路高、もしくはZディメンション、Base高)は、8.5mmのものでなければ利用できません。
商品情報:Implen 微量分光光度計
いいえ。内蔵ボルテックスミキサーは振動が低くなる様に特別に設計されており、装置の性能に影響を与えません。
商品情報:Implen 微量分光光度計
いいえ。NanoPhotometerは測定する時のみランプが点灯します。一日中電源を入れておいても、ランプが消耗することはありません。
商品情報:Implen 微量分光光度計
NanoPhotometerは、キセノンフラッシュランプを採用しています。ランプの寿命は約10年(109回) です。この間ランプの光強度が減衰することはありません。
商品情報:Implen 微量分光光度計
微量分光光度計では、サンプルの光路を極端に短くすることで、微量サンプルの測定が可能になっています。
多くの微量分光光度計では、幅広い濃度のサンプルに対応するために、光路長をモーター等で調整し、測定を行っています。モーター等は経年劣化するので、調整された光路長が正しいかどうかをチェックする必要があります。
NanoPhotometerは2つの固定光路しか使用しておらず、その切り替えは電磁弁で行われます。2つの固定光路長(0.67mmと0.07mm)は、購入された時から廃棄されるその時まで変化することはありません。
これが、True Pathテクノロジーです。
商品情報:Implen 微量分光光度計
いいえ。NanoPhotometerはTrue Pathテクノロジーにより、光路長に調整を要するモーター等の稼動部がありません。そのため再調整は不要です。スタートアップ時には毎回自動診断が行われます。
ただし、測定部やミラー部の清掃などの、使用する上での一般的なメンテナンスは必要です。70%エタノールとリントフリーティッシュペーパー(キムワイプ等)を用いた清掃を推奨いたします。
商品情報:Implen 微量分光光度計
特にそのような問題は発生しておりません。
商品情報:ヒンジ付フリーズボックス
ドライアイスは、2cm以上離れると冷却能力が極端に低下します。ドライアイスの最上部までが比較的冷却性が維持されているものとお考えでの上でご利用いただければ、常に満載にする必要はありません。
商品情報:BioT ULT トランスポーター
中に入っているCoolRackは、ハンドルを取り外した上で、通常のCoolRack同様に清浄してください(ネジ状に留められていますので、回して取り外しできます)。オートクレーブも可能です。外側容器及びハンドルは、アルコール、漂白剤、酸性の殺ウイルス剤で洗浄することができます。洗浄の後は綺麗な水ですすぎ、乾燥させてください。またオートクレーブはしないでください。
商品情報:クライオチューブ・トランスポーター
後ろのスイッチをOFFにしてください。再度ONにすると、チューブを取り出すことができます。その場合でも、再度適正に凍結することを推奨いたします。
商品情報:ThawSTAR
ThawSTARは、細胞融解の標準化、再現性の向上を目的として開発された製品です。常温で適正な融解状態が維持されるのは最大10秒程度とされており、適正温度を維持した状態で次の作業を行うには、1本ずつの融解が最適と考えられています。1本ずつ融解し、次のサンプルを融解している間に融解済みのサンプルを処置するというステップを推奨いたします。
商品情報:ThawSTAR
サンプルを押し込んだ時点で融解が始まります。インジケーターが回転している間は、サンプルの温度が上昇し続けます。サンプル内が相転移状態(個体から液体への移行状態)を検知すると、自動的に残り時間が表示されます。処理が完了し、サンプルがポップアップした時点では、サンプルは最適な融解状態となっています。
用品情報:ThawSTAR
デモ用機器を用意しております。弊社までお問い合わせください。
商品情報:ThawSTAR
原則的には使用可能ですが、以下のような場合は、温度センサーが正常に動作せず、融解が正しく行われない場合があります。①チューブ内のサンプル量が極端に少ない場合 ②チューブ側面に厚みがある/素材が特殊なラベルが貼付されている場合
商品情報:ThawSTAR
チューブ形状にもよりますが、サンプル量が少ない場合、センサーが動作せず融解できない場合があります。ご使用のチューブのメーカー・型番をお教えいただければ、弊社にて確認・検証させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
商品情報:ThawSTAR
CFT2モデルにつきましては、IQ/OQキットが発売されております。詳しくは弊社までお問い合わせください。
商品情報:ThawSTAR
-40℃以下であれば融解可能です。常温下ではすぐに-40℃以上に上昇する可能性があるため、冷却源を用いた温度管理を推奨いたします。
商品情報:ThawSTAR
適合チューブサイズが異なります。弊社テストでは、モデルCFT2の方が適合するケースが多くみられます。
商品情報:ThawSTAR
oolRackはその優れた熱伝導率により、急速に温度馴化します。室温状態のCoolRackを0℃の冷却源に置いた場合、数分以内に冷却されます。同様に冷却源から取り除いたCoolRackは、数分で環境温度に近い状態になります。
商品情報:CooRack
多くのCoolRack・CoolSinkモジュールは、CoolBox内に配置して無氷冷却(最大10時間)、凍結維持できます。氷の中にCoolRackを置く場合は、氷を入れた容器にThermalTrayを置き、その上に配置すれば、最大14時間、4℃以下の冷却ができます。
商品情報:CoolRack
アルコール不要で使用可能です。全てのサンプルが同一環境で凍結されるので、サンプルプロファイルの偏差が大幅に縮小されます。
商品情報:CoolRack
CoolRackは液体窒素との使用に適しており、サンプルを直接浸漬することなく、低温維持できます。容器内に2cm程度液体窒素を満たし、CoolRackを配置します。発展的な活用法としては、深い容器を使用しThermal Tray LPの上にCoolRack(複数可)を配置します。 ThermalTray LPの上まで(約5cm)液体窒素を満たせば、液体に触れることなくCoolRackを低温に維持することができます。
商品情報:CooRack
オートクレーブもしくは乾熱滅菌を推奨いたします。10%漂白剤に浸漬する際は、使用前に滅菌水で十分に洗浄してください。
商品情報:CoolRack
CoolRack自体にはUV耐性があります。しかしウェル内部は、深さ等の問題で均質に滅菌されない可能性があります。
商品情報:CoolRack
CoolRack・CoolSinkともに、(ホットプレートのような)37℃熱源の上に配置できます。モジュールによって温度が均等に全てのウェルに分散され、標準化された方法で温度維持を行うことができます。
商品情報:CoolRack
CoolRackは高耐食性があります。溶媒、水性界面活性剤、アルコール、漂白剤、酸/塩基等滅菌溶液で洗浄することができます。洗浄液を使用した後、きれいな水で清浄してください。低/高pH溶液中では長時間(1時間以上)浸漬しないでください。高温滅菌には250℃まで耐えられます。
商品情報:CoolRack
CoolCellに予備冷却は必要ありません。室温状態のアルコールを充填したコンテナは、すぐにフリーザーに投入しても、中のサンプルは12℃程度まで上昇します。CoolCellは同じ条件下で5℃程度までしか上昇しません。
商品情報:CoolCell
閉じた状態では-50℃以下に30分程度維持できますが、室温にクライオチューブが晒された場合、バイアルの中身は1分以内に-50℃程度まで上昇します。サンプルの凍結状態維持には、ドライアイス、ULT Transporter、クライオチューブ・トランスポーター、CryoPod等をご利用ください。
商品情報:CoolCell
水と中性洗剤で洗えます。しっかりとすすいで乾燥させてください。アルコールと10%漂白剤もご利用いただけます
商品情報:CoolCell
極端にえぐれる等の傷でなければ、影響はほとんどありません。
商品情報:CoolCell
乾燥した状態であれば、メンテナンスフリーでご使用いただけます。
商品情報:CoolCell
中心部コアの交換は必要ありません。
商品情報:CoolCell
直径13mm、高さ55mmまでの標準の1ml・2mlクライオチューブであれば適合するようデザインされています。ただし、ラベルの形状によっては、チャンバー内に収まらない場合があります。
商品情報:CoolCell
サイズ内に収まる1ml/2mlチューブであれば、キャップの形状に関係なくご使用いただけます。
商品情報:CoolCell
最大耐熱温度は60℃ですので、オートクレーブはできません。
商品情報:CoolCell
CoolCellは-80℃フリーザーで-1℃/分の凍結速度を再現性のある形で実現します。アルコールがないことで、凍結に変動がありません。アルコールコンテナが5回毎にアルコールの交換が必要なのに対し、CoolCellは交換費・有害廃棄物なし、予備冷却不要、積み重ねての使用や凍傷等の問題がありません。
商品情報:CoolCell
実際に凍結するものと同量の凍結培地を入れたチューブであれば、お手持ちのもので代用していただけます。
商品情報:CoolCell
長期露出は避けてください。
商品情報:CoolCell
予備冷却は可能です。アルコールコンテナと異なり、防爆型冷蔵庫は不要です。4℃に予備冷却した容器に氷温のサンプルを入れて凍結したところ、CoolCellの方が約6分早く凍結しました。
商品情報:CoolCell
CoolCellは-70~80℃環境で使用可能です。-70~80℃のメカニカルフリーザー、ドライアイスロッカー(おおよそ-75℃)で使用できます。液体窒素下での使用は、液相の場合-150℃では-1℃/分冷却が実現できないため、使用を推奨しません。
商品情報:CoolCell
CoolCellは高密度ポリエチレンでできているため、アルコール、漂白剤、酸性の殺ウイルス剤で洗浄することができます。洗浄の後は綺麗な水ですすいでください。本体は水分の吸収や摩耗に強い素材です。凍結を行う前に、内側とチューブが乾燥しているようにしてください。またオートクレーブはしないでください。
商品情報:CoolCell
CoolCell自体には耐用回数はありません。容器やコアに破損がない限りご使用いただけます。
商品情報:CoolCell
超低温状態に対する耐性がありますので、保存に利用していただけます。
商品情報:CoolCell
液体窒素下のストレージに移動させる際は、-78℃程度に冷却できるドライアイスを使った移動を推奨します。氷を使った移動は、サンプルの生存率と機能低下を招く恐れがあります。
商品情報:CoolCell
CoolCellは、-80℃での動物細胞の生存率を高めるための-1℃/分冷却を想定しています。-20℃の場合は冷却速度が異なるため推奨しませんが、ご自身の環境でテストしていただき、生存率をご確認の上であればご使用いただけます。
商品情報:CoolCell
乾燥した状態であれば、メンテナンスフリーでご使用いただけます。
商品情報:CoolBox
砕いたドライアイスを2~3cm敷き詰め、その上に直接CoolRackを置いてください。CoolBoxはドライアイスを200cc(300g)入れることができます。CoolRackが2cm低下したら、ドライアイスを再充填してください。フタのない状態で3時間、フタをした状態で6時間、凍結状態を維持できます。
商品情報:CoolBox
ラボの安全手順・規則に従って液体窒素を使用してください。
商品情報:CoolBox
CoolBoxは高密度ポリエチレンでできていますので、アルコール、漂白剤、酸性の殺ウイルス剤で洗浄することができます。洗浄の後は綺麗な水ですすいでください。本体は水分の吸収や摩耗に強い素材です。凍結を行う前に、内側とチューブが乾燥しているようにしてください。またオートクレーブはしないでください。
商品情報:CoolBox
全てのBioCisionの製品は、粉砕したドライアイス(2~4cm角程度)を使用して測定を行っていますが、普段ご利用のドライアイスのサイズで標準化を行っていただくことは可能です。
商品情報:Biocision 製品
SS=鉄、SUS=ステンレス です。
DLSシリーズは、ガス充てん所では普段屋外に置いてあることがあり、
外槽がSSの場合には長年使用していると錆びてきます。一方、SUSは錆びにくいので比較的清潔に保たれます。
その意味から長期間使用したときの耐久性はSUSのほうが優れていると言えます。
ブロックD(2.0mLチューブ用)の使用をお勧めします。
ただし、1.5mLチューブをブロックDにセットした場合に、ブロック底面に接触する面積がブロックCより小さくなりますので、熱伝達が劣る可能性があります。穴の底の隙間に少量の水やミネラルオイルなどを入れると、温度の追従性が良くなり、温度制御が向上することが期待できます。
製品情報:プチクール MiniT-C
第1ステップ、第2ステップのプログラムが終了した後、ディスプレイに「PROGRAM END」と表示されます。その際、温度は表示されませんが第2ステップで設定した温度が維持されます。第2ステップの時間を0minまたはOFFに設定すると、第1ステップの温度が維持されます。
製品情報:プチクール MiniT-C
プチクールは蓋がなくても使用可能ですが、以下のような理由から蓋の使用をお勧めしています。
● 蓋をすると、ブロック・チューブが覆われ、外気が遮断され熱供給が安定します。装置にエアコンなどの風が当たる場合や、設定温度と周囲環境温度との差が大きい場合には蓋を使用してください。
● ブロックの穴に埃などのゴミが入ると、ゴミがクッションになり、チューブをセットした際にサンプルへの熱伝達が悪くなる可能性があります。未使用時は蓋をしておくことをお勧めします。
ただし構造上の問題で、15mLチューブ用、50mLチューブ用のブロック使用時は蓋をすることができません。
製品情報:プチクール MiniT-C
デモは可能です。Ciraplexカスタムキット以外でしたらご希望のキットをご選択いただき、お客様のサンプルを用いたデモを行って頂けます。
キットにはプレートを含むすべての消耗品が含まれていますので、お客様にはピペット類やインキュベーション用シェーカー、ウォッシャーをご用意して頂きます。
デモの詳細につきましては、弊社までお問い合わせください。
特に交換時期を定めていませんが、目安として1回の培養が終わったら(培養細胞の種類が変わった時に)、マイキャニスタ本体は、オートクレーブ滅菌を行い、フィルターは交換することをお奨めしています。
商品情報:マイキャニスタ
本体部分はエタノールへの耐性はあります。ただし、フィルター部分へのエタノールの噴霧はお奨めしません。
商品情報:マイキャニスタ
残念ながら、固定はできません。キャニスタ底面は、シリコンマットを使用し、シャーレなどがすべりにくい設計になっています。
商品情報:マイキャニスタ
フィルターはデュポン社のタイベック1073B(医療用グレード)を採用しており、高いバクテリアバリア性能を持っています。手術用器具やCPC用ガウンなど、無菌性を必要とする様々な現場で活用されています。
商品情報:マイキャニスタ
残念ながら、ロック機構はありません。
販売前にロック機構をつけたところ、閉める際にケースに振動が伝わり、シャーレなどの培養容器に伝播することを嫌うお客様が多いことがわかり、製品では省かれることとなりました。
商品情報:マイキャニスタ
数回であれば可能です。製造元で試験したところ、8回の実績があります。
滅菌の際は、下記に気をつけて使用してください。
・滅菌前に予めフィルターを外す(フィルターはオートクレーブできません。交換フィルターをご用意しています。)
・滅菌条件:121℃ 20分以内 水平または、垂直に固定する
商品情報:マイキャニスタ
WATERBAGの封止用チャックは、食品グレードの密閉性の高いものを採用しています。しかし注水時にチャック部が濡れたり、長期間変形ストレスがかかると、じわじわと漏れ出すことがあります。この問題を解決するには、2つの方法があります。
参考:Anylockを用いたWATERBAGのシーリング
/wp/wp-content/uploads/2017/04/Anylock_Sealing.pdf
Anylockのオートクレーブ耐性に関する検証報告
/wp/wp-content/uploads/2017/04/Anylock_Autoclaving.pdf
当製品に使用されているタイベック1073Bは医療用滅菌包材として、広く採用されています。1073Bは高い透湿性とバクテリアバリア性を備えており、万が一バッグ内の加湿水に菌が繁殖しても、バッグ内に封じ込めることができます。
WATERBAGに使用されているタイベック1073Bは、医療用滅菌包材として広く採用されています。
タイベックに関するデータは、製造元であるデュポンから公開されています。ここにはASTM(米国試験材料協会)の評価基準に基づいた各種試験結果をはじめ、様々な技術資料が公開されています。
参考:タイベック 医療用滅菌包材(デュポン社)
http://www.tyvek.co.jp/medical/
エタノール等の有機溶媒で噴霧・清拭はしないでください。タイベック部分(白い部分)が有機溶媒で濡れると、バッグ内の水が浸み出します。
バッグはガンマ線滅菌済ですが、エタノール噴霧消毒が必要な場合は、消毒後クリーンベンチ等で乾燥させてからご使用ください。
サーモサイエンティフィック社のフォーマCO2インキュベーター モデル370(容量184L)を用いた検証では、1バッグで加湿バットとほぼ遜色ない結果でした。ただし本結果は全てのご利用環境での加湿能力を保証するものではありません。
サンプルも用意していますので、お持ちのインキュ ベーターでお試しください。
オートクレーブ滅菌はできません。Ag+goods!のケース素材であるABS樹脂は、100℃程度で融解してしまいます。
一般的な産業廃棄物と同じです。外側は、プラスチック(ABS樹脂)で、中身は、僅かな銀とシリカ系の化合物なので、特別な処理は必要といたしません。
Ag+goods!使用後の水は水質汚濁防止法の範囲外となりますので、一般的な廃棄方法(下水への排水)でも問題ありません。
なお、水生生物への影響につきましては「全くない」とは言えませんが、本製品に配合されている各金属のイオン濃度は極微量であり、排水時において希釈分散された状態での、排水後の水生環境への影響度合いは非常に少ないと言えます。
未使用に限りますが、購入日から3年です。
ドアの開閉頻度、加湿バットの大きさ(水の量)の違いで、交換頻度は大きく変わりますが「1ヵ月程度」を基準に交換してください。 水の量が少ない(1L以下)程度や 頻繁にドアの開け閉めが多いと もっと交換頻度を上げた方がよいです。水が少ないと早い段階(数日~1週間程度)で 白い析出物がみられます。 この白い析出物は、商品仕様にて問題なく、ご使用の機器や培養細胞に悪影響を及ぼすことはございません。
使用可能温度は10~60℃です。
銀イオン自体は浮遊せず、加湿バットの中に残ります。浮遊して細胞に影響を与えるということはありません。
液体窒素への直接保存はお勧めしておりません。-80℃に1日以上置いて予備凍結を行った後、液体窒素へ保存してください。
申し訳ございませんが、現在のところ組成は公開しておりません。
細胞へのダメージを低下させるためです。DMSOは不凍液のため、溶液を凍結する際ゆっくりと温度を降下させ、細胞を傷つける原因にもなる「針状結晶」を形成しにくくします。
血清を含まないため、「生体由来の未知成分や感染物質が細胞に影響を及ぼすリスク」がありません。また、未知成分が入っていないため、製品のLot差が少なくなります。
セルメニティは、高生細胞率保護剤を含み、「無血清」でも「血清入り」と同等の細胞保護作用を発揮します。そのため、「血清入り」と同等の高い生存率を得ることが出来ます。
はい、10mlのサンプルをご用意しておりますので、ぜひご依頼ください。ご依頼はこちらからして頂けます。
はい、下記リンクの資料をご参照ください。
市販の凍結保存溶液で保存出来ている細胞は、問題なく保存が可能です。また、一般的なセルライン等の細胞も問題なく保存可能です。使用実績については商品詳細ページをご覧ください。