培養関連
チャンバー外壁と内壁の間の隔壁内に満たされた水を、ヒーターで温度制御を行う方法。古くから用いられた制御法で、今なおインキュベーターの制御方式の主流である。
長期培養にも最適な、きわめて安定した温度制御が必要、万が一の停電にも温度下降のリスクを最小限にしたい、実績に培われた信頼性が最も重要
チャンバーの各壁面に設置されたヒーターにより直接チャンバー内の温度制御を行う方式。これを活用し、チャンバー内を乾熱滅菌するなどの付加機能もあり。
感染性サンプルなど、乾熱滅菌を用いて常にクリーンな状態で培養を始めたい、いろんな温度条件で培養がしたい、迅速な温度復帰性能を重視したい
TC(Thermal Conductor)の略。CO₂を含む大気中の電気素子の電気抵抗値の変化により測定する方式。構造が単純で安価かつ、 古くから採用されており実績がある。
温度および湿度の設定を比較的一定の条件にて、CO₂制御をされる場合
IR(Infra-red Radiation:赤外線)の略。CO₂を含む大気中の赤外線の吸光度によって測定する方法。温度・湿度の変化に依存しないため正確だが、構造が複雑で比較的高価である。
温度および湿度の設定を頻繁に変更される場合