検体管理・自動化
(画像:Sci-Print VX2)
米国Scinomix社のSci-Print VX2/VXLは、大量のチューブに対して、ラベル印字・貼付を高速かつ連続的に処理できる自動ラベリングシステムです。
大量チューブへのラベル印字・貼付をミスなく自動で行うことができるため、手間を大幅に削減し、ラボの生産性・効率性を飛躍的に高めることが可能です。
適応チューブは0.5mL~50mLの幅広いレンジに対応しているほか、SBS規格ラックを6個搭載できるモデルや、12個搭載できるモデルをご用意しています。
その他、自動バルクフィーダーVXQや、バーコードリーダー、送液ポンプなどの多彩なオプションもご用意しており、目的・規模に合わせて柔軟にご使用いただけます。
SBS規格ラック*を6個セットできるVX2、12個セットできるVXLの2モデルをご用意しています。SBS規格ラック使用時のチューブ搭載本数は下記表をご覧下さい。
(*マイクロプレートと同サイズ。W128×L85.5mm)
ラック種類 | VX2(6デッキ) | VXL(12デッキ) |
---|---|---|
96本ラック | 576 | 152 |
48本ラック | 288 | 576 |
24本ラック | 144 | 288 |
本体に搭載されたピッカーは確実にチューブを保持し、ラベリングユニットへ搬送します。ピッカーのサイズはチューブサイズや種類に応じて簡単に交換していただけます。
専用バルクフィーダーVXQと連携することで、空チューブへの処理をより連続的に行うことが可能です。
様々なチューブに対応する各種サイズのラベルをご用意。全てのラベルは100~196℃の温度耐性を保証します。
バーコードリーダーを組み込めば、チューブ固定の二次元バーコード情報をもとに印字したり、貼付後の適合性確認を実施することができます。
専用ソフトウェアで、印字したいラベルデザインのほか、自動処理における様々な設定を一元的に管理することが可能です。
専用バルクフィーダーVXQは、VX2/VXLと連結可能です。
空のチューブをコンテナー部に投入するだけで、自動で1本ずつVX2/VXLへ供給します。
送液ポンプは、コンパクトな独立設計で、既設のVX2/VXLへの増設が容易です。
サンプル溶液を自動で分注可能です。キャップはピッカー部で自動で開栓・閉栓します。
分注機能仕様 | |
---|---|
分注性能 | 100uL < 10%CV 500uL < 3%CV 1mL < 1%CV |
チューブ | シリコン/内径2.54mm |
フローレート | 最大128mL/min |
処理本数を最大限にするため、SBS規格ラックだけでなく、様々なラックのカスタマイズが可能です。
Tecan社やHamilton社など、各社の分注装置陽チューブラックにも対応可能です。
下記例のように、15mL遠沈管用フルデッキラック(112本)など、様々なラックに対応可能です。
製品情報:Sci-Print VX2/VXL
製品情報:VXQ
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