検体管理・自動化

【新製品】自動チューブラベリングシステム Sci-Print VX2/VXL発売!

自動チューブラベリングシステム
Sci-Print VX2/VXL

(画像:Sci-Print VX2)

米国Scinomix社のSci-Print VX2/VXLは、大量のチューブに対して、ラベル印字・貼付を高速かつ連続的に処理できる自動ラベリングシステムです。
大量チューブへのラベル印字・貼付をミスなく自動で行うことができるため、手間を大幅に削減し、ラボの生産性・効率性を飛躍的に高めることが可能です。
適応チューブは0.5mL~50mLの幅広いレンジに対応しているほか、SBS規格ラックを6個搭載できるモデルや、12個搭載できるモデルをご用意しています。
その他、自動バルクフィーダーVXQや、バーコードリーダー、送液ポンプなどの多彩なオプションもご用意しており、目的・規模に合わせて柔軟にご使用いただけます。

特長

  • 幅広いチューブサイズに適合
  • 最大425本/時間の高速印字・貼付
  • スケールに応じたラインナップと拡張性(VX2/VXL)
  • 使いやすいソフトウェア
  • カスタムラック・デッキに対応

自動チューブラベリングシステム VX2/VXL

VX2/VXLのおすすめポイント
  1. 異なるデッキサイズを2モデル
  2. 専用ピッカーで高速・確実処理
  3. 豊富なラベルサイズ
  4. 専用バルクフィーダーとの連携で、さらなる大量処理が可能
  5. バーコードリーダー組み込み
  6. 専用ソフトウェア

  1. 異なるデッキサイズを2モデル

    SBS規格ラック*を6個セットできるVX2、12個セットできるVXLの2モデルをご用意しています。SBS規格ラック使用時のチューブ搭載本数は下記表をご覧下さい。
    (*マイクロプレートと同サイズ。W128×L85.5mm)

    ラック種類 VX2(6デッキ) VXL(12デッキ)
    96本ラック 576 152
    48本ラック 288 576
    24本ラック 144 288
  2. 専用ピッカーで高速確実処理

    本体に搭載されたピッカーは確実にチューブを保持し、ラベリングユニットへ搬送します。ピッカーのサイズはチューブサイズや種類に応じて簡単に交換していただけます。

  3. 専用バルクフィーダーとの連携でさらなる大量処理が可能

    専用バルクフィーダーVXQと連携することで、空チューブへの処理をより連続的に行うことが可能です。

  4. 豊富なラベルサイズ

    様々なチューブに対応する各種サイズのラベルをご用意。全てのラベルは100~196℃の温度耐性を保証します。

  5. バーコードリーダー(オプション)

    バーコードリーダーを組み込めば、チューブ固定の二次元バーコード情報をもとに印字したり、貼付後の適合性確認を実施することができます。

  6. 使いやすい専用ソフトウェア

    専用ソフトウェアで、印字したいラベルデザインのほか、自動処理における様々な設定を一元的に管理することが可能です。

専用バルクフィーダー VXQ

専用バルクフィーダーVXQは、VX2/VXLと連結可能です。
空のチューブをコンテナー部に投入するだけで、自動で1本ずつVX2/VXLへ供給します。

また、タッチスクリーンを搭載しており、簡単に設定変更が可能で、ハードウェアを変更することなく、様々なサイズのチューブやバイアルに対応します。

【VXQご利用時の注意】

VXQは、2本のレールでチューブを供給します。チューブはキャップ部分で2本のレールで支持され、直立して送られます。
そのため、アウターキャップのように、チューブ胴体よりもキャップの直径が大きい必要があります。

送液ポンプオプション(ぺリスタリック式)

送液ポンプは、コンパクトな独立設計で、既設のVX2/VXLへの増設が容易です。
サンプル溶液を自動で分注可能です。キャップはピッカー部で自動で開栓・閉栓します。

分注機能仕様
分注性能 100uL < 10%CV
500uL < 3%CV
1mL < 1%CV
チューブ シリコン/内径2.54mm
フローレート 最大128mL/min

カスタマイズ対応

処理本数を最大限にするため、SBS規格ラックだけでなく、様々なラックのカスタマイズが可能です。
Tecan社やHamilton社など、各社の分注装置陽チューブラックにも対応可能です。

下記例のように、15mL遠沈管用フルデッキラック(112本)など、様々なラックに対応可能です。


製品情報:Sci-Print VX2/VXL
製品情報:VXQ
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