アプリケーションノート

文献数900本以上! ibidi Pump Systemの文献検索情報のご紹介

  

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灌流条件下の細胞観察システム

ibidi Pump System(ibidi社)

血管内皮細胞などにフロー培養条件下でシェアストレス(dyn/cm²)を与え、より生体内に近い条件で培養できるシステムです。通常のポンプと異なり、灌流(mL/分)ではなくシェアストレス(dyn/cm²)で設定可能なため、簡単に文献の再現実験も可能です。

<アプリケーション例>

2枚のμ-Slide I Luer 0.6にHUVECを播種し、 一方はibidi Pump Systemを用い、シェアストレス値20 dyn/cm²条件下でフロー培養を行いました。もう一方は、24時間ごとに培地交換しながら静置培養を行いました。7日後にそれぞれ免疫蛍光染色(緑:VE-カドヘリン、赤:アクチンフィラメント、青:細胞核)を行い、観察しました。
その結果、ibidi Pump Systemでシェアストレスを与えたHUVECでは、細胞の形態が変化し、伸展配向が観察されました。

→フローの流れ
静置培養したHUVEC ibidiPumpSystemによるシェアストレス条件下でフロー培養したHUVEC

 

より詳しい製品情報についてはWEBページをご確認ください。

 

 

ibidi Pump SystemのGoogle Scholarによる文献検索

今回は、Google Scholarにおけるibidi Pump Systemの数多くの文献検索結果から、さらにご研究のキーワードで絞り込んで検索する方法についてご紹介します。
(*ご注意:Google Scholarの機能自体をご紹介する記事ではございません。また、他の検索エンジンでの検索結果と同様、表示された情報源の信頼性は必ずご確認ください。)

 

Google Scholarは、Googleが無料で提供する論文検索サイトで、キーワードによる検索が可能です。

まずは以下のリンクをクリックください。

Google Scholarのページが開き、更にibidi Pump Systemで検索した結果一覧(2025年6月6日現在968本)がご覧いただけます。

Query:ibidi "Pump System"

Link:https://scholar.google.com/scholar?hl=en&as_sdt=0%2C5&q=ibidi+%22Pump+System%22&btnG=

 

 

Google Scholarでの絞り込み検索方法のご紹介

ここから更に絞り込む場合、Advanced searchの機能を使用すると便利です。
左上のアイコン①からメニューを表示し、Advanced search②を選択すると、検索ウインドウ③が開きます。

 

 

表示された検索ウインドウには、既にibidi Pump Systemを検索するためのキーワードが入力されていますが、キーワードなどを追加することで、ここから更に絞り込むことができます。

(検索ウインドウのメニュー)

  • with all of the words(全てのキーワードを含む)
  • with the exact phrase(フレーズを含む)
  • with at least one of the words(いずれかのキーワードを含む)
  • without the words(キーワードを含まない)
  • where my words occur(検索対象にする箇所)以下のいずれかを選択します。
     〇anywhere in the article(記事全体)
     〇in the title of the article(記事のタイトル)
  • Return articles authored by(著者を指定)
  • Return articles published in(出典を指定)
  • Return articles dated between(日付を指定)

 

事例として、キーワードに④“monocyte”*、日付に⑤2025年を追加し、絞り込んでみます。
*既に入力されているibidiの後ろに半角スペースを入力してから、キーワードを追加入力します。
(なお、キーワードの大文字と小文字は区別されません(ibidi pumpもIbidi Pumpも同じ検索結果になります。))

 

 

その結果、968件の文献から⑥22件まで絞り込まれました。(2025年6月6日現在)

 

 

各文献の⑦☆ Save(保存)を押すと、マイライブラリに保存され、画面右上の⑧★My libraryをクリックすることで、いつでもその文献にアクセスできるようになります。

 

 

ご紹介は以上となります。
本装置にご興味ある方は、ぜひ一度、お試しください。

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