製品紹介
ヒトプライマリーセルは、生物学的なプロセスや病気の進行の研究、薬剤の開発、in vitroのセルベースアッセイおよびヒト化マウスモデルやゼノグラフトの作成といった様々なアプリケーションで利用され、非常に重要な役割を担っています。これらの細胞は、信頼のおけるソースから入手する必要があります。実験のスケジュールを予定通り行える豊富な在庫ロット、IRBに承認された採取プロトコル、CoAに記載された情報の質、細胞のViability、倫理書類の有無等、ご自身の研究に必要な条件が揃っているサプライヤーから購入する事でその後の研究を効率的に行うことができます。株式会社ベリタスが取り扱っているSTEMCELL Technologies社は、細胞分離及び細胞培養試薬の開発を20年以上行っている細胞研究のエキスパートで、お客様の研究ワークフローの全てのステージをサポートする事ができる会社です。プライマリーセルの供給においてもSTEMCELL Technologies社自身が開発した細胞の単離、培養、凍結保存に関する最新のテクノロジーが応用されており、最高品質のプライマリーセルがご利用いただけます。
株式会社ベリタス HP(クリックすると外部サイトへ移動します)
https://www.veritastk.co.jp/sciencelibrary/pickup/stemcell-technologies-1.html
こういった高額、高品質の細胞を購入し、その後の研究の正確性を高めて実施するにあたり、技術の進化が止まってしまった工程が存在します。
それが、培養現場への細胞輸送と細胞の解凍です。
購入した細胞は、実験まで超低温冷凍庫や液体窒素保存容器の中で保管されます。
では、実験を開始する際に、これらの貯蔵設備から実際に実験を行うクリーンベンチ、安全キャビネットまでの動線の温度管理は、行われていますか?
細胞の能力を十分に発揮するためには、解凍直前まで細胞を適切な環境温度で管理し、また清潔度を一定に保つことが重要です。
ワケンビーテックでは、研究設備内の凍結細胞の移動のためのツールとして、以下の2製品を販売しております。
Cryohandyは短時間で準備でき、8本の凍結バイアルを輸送できる小型のドライシッパーです。
CryoHandy Wide
2022年6月、新たに大容量のCryoHandy Wideがラインアップに加わりました。CryoHandy WideはSBS規格ボックス、フリーズボックス(5×5)、25mLフリーズバッグに対応しています。また、温度センサーとロガーを取り付け、容器内温度を記録することもできます。詳しくは以下URLから製品ページをご覧ください。
https://www.wakenbtech.co.jp/product/post-33222
※製品に温度ロガーおよびセンサーは付属しておりません。
一般的な1.8mL~2.0mLのクライオチューブを搬送するために開発された製品です。
超高熱伝導性の金属ラックの下にドライアイス(クラッシュ)を置き、金属ラックを低温に保つことでサンプル温度を維持します。
凍結細胞を安全に保管温度で移動させた後、融解作業はどのようにされていますか?
融解には何を使用されているでしょうか?
クリーンベンチの中で実施していますか?
多くの研究者は、ウォーターバスと温水を使用されていると思います。
ですが、ウォーターバスはサイズが大きく、普通はクリーンベンチ内に設置することはありません。
またウォーターバスは、装置自体や媒体となる水も、細胞にとってのコンタミ源となりうるリスクを有しています。なぜなら、汎用性が高く、細胞だけでなく、その他の物を温めるためにも利用されることがあるからです。
さらに、ウォーターバスを用いた融解はヒトの手技や主観による作業が多く、標準化が難しいとされています。
昨今、細胞製造現場で利用される細胞加工施設(CPC)では、クリーン度を保つためにばく露された水は室内で利用が難しい環境となっています。
では、ヒートブロックやサンドバスの利用は如何でしょうか?
ヒートブロックを使用したとき、解凍時にバイアルとブロックの間に隙間があると、結露や空気による断熱で、上手く熱が伝わらないことがあります。サンド(砂)はバイアルに付着するため、面倒な拭き取り作業が発生します。
これらに共通する問題は、バイアル内部の温度が確認できないため、目視または時間を基準として作業を行わなければならないことです。
また、これらの装置は、そもそも凍結細胞の解凍を目的として製造された製品でないものもあり、安定した解凍を約束してくれるわけではありません。
当社はこれらの問題を解決する、凍結細胞融解ステーション ThawSTAR CFT2のご使用をおすすめします。
細胞の融解では一般的にウォーターバスが利用されていますが、ウォーターバスにはコンタミリスク、融解の再現性リスクなど様々なリスクがあります。
細胞融解装置ThawSTARを用いることで、凍結細胞を、ウォーターバスを使わずに、誰でも簡単に、再現性良く最適な融解ができます。
BioLife Solutions社のThawSTAR CFT2は、一般的な1.8mL~2.0mLの各社の凍結バイアルに適合した、凍結細胞融解に特化した製品です。1本の凍結バイアルを装置がキャッチし、融解を行います。
ThawSTAR CFT2はどなたが実施しても同じ融解を装置が行います。
高品質な細胞を、標準化された融解プロセスで融解し、培養を開始することでその後の培養実験結果に高い信頼性をもたらすこととなります。
ベリタス社の高品質な細胞+CryoHandy + ThawSTAR CFT2の3点セットで高品質な実験をお試し下さい。
以下のリンクボタンから、製品ページをご覧いただけます。