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COVID-19検査のためのESCOバイオセフティキャビネット

検査施設は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに対応するという義務を果たしつつ、そこで働く人々の安全を優先するために適切な手段を採らなければなりません。COVID-19の検査施設は検査を実施する人を保護するため、適切な装置や設備を揃える必要があります。世界保健機関(WHO)は、適切にメンテナンスされた認証済みのクラスⅡバイオセフティキャビネット(BSC)でCOVID-19サンプルを扱うことを推奨しています。
COVID-19検査施設でのバイオハザード物質の取扱いにおいて、バイオセフティキャビネットは極めて重要です。感染疑いのある人々から採取された検体は、エアロゾル化のリスクが高い処理が行われるため、これらの処理はバイオセフティキャビネット内部で行うことが推奨されます。バイオセフティキャビネット内で作り出される気流の速度および風向により、操作者と検体の間には空気のバリアが形成され、バイオハザードリスクのあるエアロゾルに操作者が曝露するリスクが最小化されます。
ESCOクラスⅡバイオセフティキャビネットは、世界中の様々な研究施設、検査施設で採用されています。ESCO社は、各国の政府、民間組織の依頼により、各地域のCOVID-19研究施設に安全かつ信頼性のある機器を提供しています。
ESCO社は、進行中の研究ニーズを満たすバイオセフティキャビネットを提供することにより、安全キャビネットメーカーとしての責務を果たし、また研究者の支援ができることを光栄に思うと表明しています。少し前に、ESCO社は湖北省のCDC(疾病対策センター)にバイオセフティキャビネットを納品し、広州医科大学附属第一医院にさらに2台のバイオセフティキャビネットを納品しました。
ESCO社は、いくつかのニュースやメディアで同社のバイオセフティキャビネットが取り上げられたことに感謝の念を示し、引き続き医療分野の顧客ニーズに応えていくことを表明しています。ESCO社はこのパンデミックに負けず、病院で働くスタッフ、看護師、医療技術者、医師、科学者、薬剤師、そしてこのウイルスを阻止するために働く全ての人々(いわば社会の英雄たち)の安全を維持するため、品質に優れた装置を提供していきます。

世界各国の設置事例

参考文献

[1] Interim Laboratory Biosafety Guidelines for Handling and Processing Specimens Associated with Coronavirus Disease 2019 (COVID-19), March 2020.
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/lab/lab-biosafety-guidelines.html
[2] Laboratory biosafety guidance related to the novel coronavirus (2019-nCoV), February 2020.
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/laboratory-biosafety-novel-coronavirus-version-1-1.pdf?sfvrsn=912a9847_2