製品紹介
弊社から2020年4月発売のibidi Pump Systemをご紹介いたします。
ibidi pump Systemは、血管内皮細胞など、シェアストレスを受ける細胞培養の為のシステムです。
ibidi Pump Systemの特長
ibidi Pump Systemのアプリケーション紹介
ibidi Pump Systemは以下のようなアプリケーションにご使用いただけます。
ibii Pump Systemの構成
画像 | 品名 | 内容 |
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ibidi ポンプ |
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PumpControl ソフトウェア |
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灌流セット |
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Fluidicユニット |
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ibidi Pump Systemの技術
*灌流セットおよび使用チャネル数によって異なります。
ibidi Pump Systemは、自然なシェアストレス環境を再現します
ibidi Pump Systemは主にibidiポンプ(コンピューター制御のエアポンプ:インキュベーター外に設置します)およびFluidicユニット(培養液リザーバーおよびμ-slide用ホルダー、チューブ、電気制御バルブセット:インキュベーター内に設置)の2つの要素から構成されています。これにより、システムの無菌性を損ねることなく、顕微鏡やインキュベーター内への移動が可能となっています。
ルアーコネクタを利用するオープンアーキテクチャにより、全てのフローデバイスを使用することができます。
PumpControlソフトウェアは、圧力および細胞へのシェアストレスを制御し、複雑なフローパターンのプログラムを可能とします。
大型の顕微鏡インキュベーターにFluidicユニットを設置すれば、顕微鏡下において、直接長時間の灌流アッセイを行うことが可能です。
気泡の発生を防ぐため、設定した温度やCO₂濃度は灌流全体で維持されます。
単一方向フローの原理
まず、Fluidic Unitのリザーバーへ圧縮空気を送り込み、培地へ圧力をかけることにより、μ-Slideチャネル内に流れを発生させます。培地が無駄にならないよう、バルブV1を切り替えることにより、液体培地はリザーバーA、リザーバーBの間を行き来します。
また、チャネル内の流れの向きを保つため、同時にバルブV2が切り替わります。バルブV2に接続されたチューブは交差しており、液体培地は常にチャンネルスライドを一定方向に流れるようになっています。