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ESCO社(シンガポール)におけるCOVID-19への対策

世界的に高いシェアを誇る、クリーンベンチ、バイオセフティキャビネットメーカーであるESCO社では、COVID-19感染拡大状況下において、事業継続のための様々な施策が行われています。
ESCO社から発出されているニュースレターおよび、実際にESCO社で行われている対策をご紹介いたします。
ESCO社では、このような不測の事態においても事業を確実に継続し、安定供給に努めております。

ニュース

最近、COVID-19のパンデミックが世界中でトップニュースとなっています。
実際に、誰もがこのCOVID-19の感染拡大について心配していますが、今後数ヶ月の間、どのような状況になるか明確な見通しは立っていません。
このような困難な状況下においても、ESCO社はすべてのお客様と共に進むことを約束いたします。ESCO社はお客様とともに困難に立ち向かいます。

当社は、この世界的な健康上の問題に対し、総力を挙げて取り組んできました。お客様に最高のサポートを継続して提供するため、全世界のオフィスで事業継続計画を実施しています。

当社の事業継続計画には以下の内容が含まれています。

レスポンス チーム

当社のグローバルオフィスには、COVID-19 の状況を常に把握し、最新の情報を全従業員に伝達する対応チームを設置しています。対応チームは、事業継続計画の、実施状況の確認も行っています。また、異なるチーム間で定期的に行われる情報伝達により、グローバルオフィスが連携してサポートを継続することができます。

従業員の健康と安全

従業員の健康を最優先とし、健康状態確認のため、1日2回の検温を行っています。作業場は定期的に消毒を行い、手指消毒剤を全部署に設置しています。また、ポスターを掲示し、衛生管理の徹底を図っています。従業員の健康は保たれており、混乱を最小限に抑えながら、今後も操業、製造、サービスの提供を続けてまいります。

リモートワーク

当社のカスタマーサービスサポートチームは、必要に応じてリモートワークでご注文やお問い合わせへの対応を行う設備を整えています。このシステムは、必要な場合にリモートワークで業務を継続することができるように構築されています。つまり、当社の施設が稼働を停止した場合でも、カスタマーサービスサポートチームは業務を継続することができます。

サプライチェーン&ロジスティクス

当社の業務は、数多くのサプライヤーや物流企業の協力の上で成り立っています。当社は、これらの企業と連絡を取り合い、彼らが独自の事業継続対策を実施している間にも十分なレベルのサービスを維持できることを確認しております。これにより、サプライチェーンに関連した注文の遅延を最小限に抑えることができます。

 

当社は、世界のヘルスケアシステムにおいて重要な役割を担っていると考えています。
当社は、世界中の人々の生活をより健康で安全なものにするために役立つ技術を発明、発見、商品化しています。
世界的にさまざまな形でロックダウンが行われる国が増えていますが、当社は、バイオセーフティやバイオセキュリティ、バイオコンテインメント、診断、治療、ワクチンの自給率向上のために、お客様へのサービス提供に尽力いたします。当社のバイオハザードセフティキャビネット、リアルタイム PCR キャビネットは、すべての国際規格に適合しています。
これらの装置は、診断、治療やワクチンのトランスレーショナル開発に従事している作業者、科学者、技術者を保護するために使用されています。当社のバイオリアクターやファーメンター、充填ラインアイソレーターは、治療薬やワクチンの原薬や医薬品の開発・製造に使用されています。

今後も事業継続計画の実行に重点を置きながら、最新の動向や関連機関からのガイドラインに合わせて調整を行ってまいります。

元ページ(ESCO社のサイトへ移動します)

実際の施策について

ESCO社が行っている実際の対策を画像と併せてご紹介いたします。

日常の衛生管理と検温

ESCO社では工場敷地内への出入り前に全従業員の検温を行い、健康状態を確認しています。また、体調不良の従業員に対しては、早期に治療を受けることで感染リスクを削減しています。

環境衛生

ドアノブや階段、社用車は全て70%アルコールにより消毒を行っています。
また、全従業員に石鹸や70%アルコールを支給しており、従業員は毎日、各自の仕事場を消毒することとしています。
郵便物などは、搬入前に全てチェックし、消毒を行っています。
必要な場合には、従業員がすぐに消毒できるよう共用部に70%アルコールボトルを設置しています。

体調不良者や濃厚接触者への対応

ESCO社は社内診療所を有しており、体調不良者に対しては看護師が対応しています。
体調不良であると判断された従業員は、隔離室へ隔離し、必要に応じて社外の病院や自宅へ送られます。
自己検疫が決定された場合、体調回復まで自宅勤務行い、2時間ごとの検温によりモニタリングを行っています。
出張や旅行から戻った従業員には14日間の検疫期間を設けており、その後に復職します。
14日間の検疫に備え、施設の準備も行っています。
COVID-19のチェックには、シンガポールの国立大学保健システム(NUHS)、国立感染症センター(NCID)、および保健省医療変革局(MOHT)が立ち上げた COVID-19 Symptom Checker を利用しています。https://www.sgcovidcheck.com/

個人用防護服

検温や消毒作業など、Covid-19感染予防の業務を行っている従業員(警備員、看護師、ボランティアなど)に対しては、個人用防護服(PPE)を支給しています。
また、全従業員に対しては再利用可能な布製マスクを支給するとともに、適切な選択方法や消毒方法の教育しています。

Covid-19に関する教育

Covid-19の人体や家族、地域社会への影響や、感染拡大を防ぐための手順について教育を行っています。
適切な距離感や、予防方法、Covid-19の人体への影響などに関する情報は、リーフレットやビデオ、ポスターなどで配布しています。

対人距離の確保

全ての従業員は、点呼や休憩時間、検温の時間など、全ての状況において少なくとも1m以上の距離を保つこととなっています。
密を避けるため、日常の点呼は各部門や作業エリアごとに分けて行っています。

従業員の家族の安全性

当社は、全従業員の家族への情報提供と福利厚生の確保に対して確実に取り組んでいます。
フェイスマスクおよび消毒薬を従業員の家族全員(17歳以上)へ支給しているほか、Covid-19の症状や予防法に関するリーフレットや、汚れた衣服、マスクの適切な洗浄・消毒方法についての資料を配布しています。

近隣コミュニティに対する活動

近隣コミュニティに対しては、消毒剤やフェイスマスクを配布するとともに適切な手洗いの重要性を伝えました。
当社が位置する地域においては、地域全体が共同して感染拡大に対応するため、当社の実践する対策方法について地域と共有するようにしています。
またCSRの一環として、近隣の工場と当社の行動を共有することで小さなコミュニティにおける教育活動を進めるという、地域社会に対する奉仕活動を開始しました。
当社は、Covid-19に対する知識を地域のコミュニティが正しく共有することが最も重要だと考えています。
今後、「全ての人々がCovid-19に対応するための装備(マスクや消毒液、知識)を備えること」を最終目標とし、マスクやアルコールの配布だけでなく、周辺地域への知識の拡大を図ってまいります。

最後に

ワケンビーテック株式会社は、ESCO社からCovid-19感染拡大に対する対応策について上記情報の提供を受けました。
ESCO社の安定供給および危機対応への取り組みをご理解いただくとともに、Covid-19感染拡大対策のご参考としていただければ幸甚に存じます。


参考資料:ESCO’S COUNTERMEASURES AGAINST COVID-19., March 27,2020
翻訳・文責:ワケンビーテック株式会社 企画推進部企画グループ