Touch Imager 化学発光・ケミルミイメージャー

関連カテゴリ

コンパクトかつ高感度な化学発光イメージャー

ダイレクトイメージング方式:感光チップの上にサンプルを直接配置することで、“0距離”での光検出を実現し、理論上の光ロスはゼロに。

従来の約133倍もの大きさを誇る感光チップを搭載

  • 商品情報
  • 仕様
  • 注文案内

Touch Imagerは、シンプルかつ簡単な操作で化学発光イメージングを行うことが可能です。革新的な化学発光イメージングテクノロジーにより、高感度な化学発光のメリットを最大限に活用することで、冷却CCDイメージングの様々な問題を克服しています。また、イメージング感度や定量範囲・効率を大きく向上しました。従来の第3世代イメージャーでは、光のほとんど(約99.8%)が失われてしまいます。これは、サンプルと感光チップの間に距離があるため、レンズに向かったごくわずかな光しか検出できない構造に起因します。その結果、感度やダイナミックレンジが大きく制限されていました。一方、第4世代イメージャー「TouchImager」は、検出方式を根本から刷新。感光チップの上にサンプルを直接配置することで、“0距離”での光検出を実現し、理論上の光ロスはゼロに。さらに、従来の約133倍もの大きさを誇る感光チップを搭載し、これまでにない高感度と広いダイナミックレンジを実現しました。

e-BLOT社 Touch Imagerメリット

  • 数秒以内の露光時間で、95%のサンプルの画像取得が可能
  • 2桁超の感度差(冷却CCDカメラ方式比)
  • 2桁超のダイナミックレンジ差(冷却CCDカメラ方式比)
  • コンパクト・スマートデザイン・シンプルな設計

第4世代イメージャーの圧倒的なアビリティー

第4世代イメージャーは光のロスを0へ

◆ダイレクトイメージングで実現した高感度
 

第4世代
イメージャーの
検出方法

感光チップ上に直接サンプルを置く

0距離で検出可能

理論上光のロスは0%(=100%の集光)

 

 

従来の第3世代イメージャー、
光のロス99.8%

光は四方八方に進みます。一般的な冷却CCDカメラ方式(第3世代イメージャー)は、構造上、感光チップと対象サンプルの間に距離があります。(通常、対象サンプルとレンズとの距離は約20cm~が選択されます。)そのため、レンズ方向に進んだ光のみが集光されるため、全ての光を検出することはできません。理論上、感光チップは0.2%の光のみを集光します。このことは感度とダイナミックレンジの低下を招きます。

 

レンズフリーの広くサンプルが置ける大型の感光チップ

◆158cm²の感光チップ(撮影領域)

□縦(赤):136.8 mm
□幅(緑):116.8mm
□高さ(黄):5.2mm

 

感光チップの違い

▶ 従来の第3世代イメージャー
ダイナミックレンジ:0.2%の集光により、
実質2オーダー近く低下

▶ 第4世代イメージャーTouch Imager
ダイナミックレンジ:100%の集光により、
4.8オーダーを維持

この感光チップの大きさと、ダイレクトイメージング方式の採用により、2桁超の感度差、ダイナミックレンジの差が生じる

Touch Imagerによる比類なきパフォーマンス


Touch Imager
2秒撮影

冷却CCDカメラ方式
10秒撮影

Touch Imager 3秒撮影

 


冷却CCDカメラ方式300秒撮影
ヤギ抗ウサギ免疫グロブリンの定量検量線
従来型の冷却CCDR2=0.93に対して、
Touch Imagerは、R2=0.99を誇る。

スマートデザイン・シンプルな使用方法

※ 付属のLANケーブルをご使用ください。

Touch Imager本体の設置に必要なスペースはA4サイズ(本体サイズ:270.0×206.0×54.0mm)
システムは本体とPCをLANケーブルで繋ぐシンプル設計

使いやすさ重視のソフトウェア

ライセンスフリー・インストール台数制限なし

付属USB内の専用ソフトウェアをPCにインストールすれば、
すぐに使うことができます(PCの通信設定変更は必要です)。
User毎に画像データの保存先の指定などが可能です。


 

優れたUIデザイン

3つのイメージングモード
幅広いダイナミックレンジの実現のため、
バンドの濃さに合わせて
3つのイメージングモードが選べます。

通常の撮影の場合 Standard
バンドが強い(濃い)場合 濃い Extreme HD
バンドが弱い(薄い)場合 薄い High full well

 

◆タブ表示による直感的な操作画面

撮影取得

  • マーカー・サンプルの撮影
    (サンプルに合わせてイメージングモードを選択)
  • サンプル撮影の露光時間は
    マニュアル/自動/カスタムから選択
    マニュアル:任意の露光時間(最短0.1秒)で撮影
    自動:8つの露光時間で撮影
    (1秒、2秒、3秒、5秒、8秒、10秒、20秒、30秒)
    カスタム:任意の露光設定で撮影
    (最短1秒、最短インターバル1秒、最大画像数30枚)
  • 撮影画像の露光時間による比較が可能

 

ギャラリー

  • ログインしたUserのフォルダの確認
  • フォルダ内に保存された画像の理解
  • フォルダ内の画像検索
ビューア

  • ギャラリーで選択した画像の確認、編集
  • 画像回転、明るさ調節、コントラスト調節、画像の白黒反転
  • 画像のエクスポート(最大1200dpiの高画質)
  • 視覚データとして3D表示も可能
解析

  • 最大40枚の画像を同時解析可能(同時処理は2枚ずつ)
  • グレースケール値による定量比較が可能
  • 画像回転、明るさ調節、コントラスト調節、画像の白黒反転
  • 解析結果のエクスポート(Excelファイル)

 

標準付属品

専用制御ソフトウェアの入ったUSBメモリー 1個
専用イーサネットケーブル(2m) 1本
電源ケーブル 1セット
専用プラスチックピンセット(メンブレン操作用) 10本
専用ワイプ(感光チップ清掃用) 30枚
日本語取扱説明書 1冊
本体専用ジュラルミンケース 1個

※PCは別売りです。仕様表の要件を満たしたPCをご準備ください。

カタログ番号 EB001
撮影モード オート/マニュアル
フルウェルキャパシティ 1,250,000電子
データ転送方法 イーサネットケーブル
データ転送速度 1,000 Mbps
起動待機時間 無し
感光チップ面積(撮影領域) 158cm2(縦136.8×横116.8×高さ5.2mm)
イメージングモード 3モード(Standard、Extreme HD、High full well)
設定可能な露光時間 Standard mode:0.1~60秒
Extreme HD mode:3分、5分、10分
High full well mode:0.1~60秒
オート撮影時の露光時間 1秒、2秒、3秒、5秒、8秒、10秒、20秒、30秒(30秒で完了)
カスタム撮影時の設定範囲 開始露光時間(1~200秒)、撮影間隔(1~60秒)、撮影画像数(1~30枚)
PCの仕様要件 OS:Windows 10、64bit
プロセッサ:Intel Core i5以上
ターボ周波数:3.0 GHz以上
メモリ:16GB以上
ディスプレイ解像度:1920×1080以上
ネットワークカード:ギガビットIntelネットワークカードおよびRJ45ネットワークケーブルインターフェース
アカウント管理 マルチユーザー管理
重量(kg) 4.35
外寸法(mm) 206(W)×270(D)×54(H)
電源 AC100-250V 50/60Hz 20W
動作環境条件 温度4-30℃・湿度10-85%(結露しないこと)

※PCは別売です。仕様表の要件を満たしたPCをご準備ください。

本体

カタログ番号品名容量・単位希望小売価格
(円/税抜)
EB001Touch Imager1台4,950,000