マイクロディッシュ 35mm（μ-Dish 35mm）

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ibidi社のマイクロディッシュ35mmは高い細胞生存性と優れた光学特性を兼ね備えた、タイムラプスに最適なΦ35mmディッシュです。表面処理の選択により、接着細胞、浮遊細胞、三次元培養（スフェロイド、オルガノイド）など幅広く対応することができます。
 

特長

  • ibidi社独自のプラスチックフィルムを使用
    カバーガラス（＃1.5）と同等の厚みを持ち、ガラスと同等の光学性能、低い自家蛍光のプラスチックフィルムが使用されています。
    蛍光顕微鏡や共焦点顕微鏡に使用可能です。
  • いろいろな細胞に対応した表面処理
    ibiTreat（接着細胞）、Bioinert（スフェロイド、オルガノイド）など細胞に応じて選択することができます。また、コラーゲンⅠ/Ⅳやフィブロネクチン、ポリ-D/L-リジンのコーティング手順をご用意しています。
  • 低い細胞毒性
    接着剤を使用していません。
  • ガス透過性プラスチック底
    細胞培養効率が向上します。
  • ロック付蓋
    蒸発を最小限に防止します。
  • 長期間培養対応
    2mLまでの培地の仕様が可能です。
  • µ-Dish 35 mm grid-500
    500µmグリッドで仕切られたエリアにより細胞のトラッキングが可能です。

 

表面処理

表面処理名 Bioinert 未コーティング ibiTreat
表面処理 細胞非接着加工 疎水性 親⽔性（TC処理）
推奨細胞種類 オルガノイド・スフェロイド、細胞凝集体、浮遊細胞 浮遊細胞 接着細胞
細胞接着性 超弱 弱 強
蛋白質吸着性 超低 高 高

 

アプリケーションノート、取扱説明書

蒸発を防ぐ：細胞培養における湿度管理
ibidi µ-Slide,µ-Dishおよびµ-Plateのコーティング手順
プラスチックフィルム透過率データ
ibidi 3D培養のためのコラーゲンI ゲルの調製方法
ibidi_μ-Dish 35mm high 取扱説明書
ibidi_μ-Dish 35mm high Bioinert 取扱説明書
ibidi_μ-Dish 35mm Grid-500 取扱説明書
 

ibidi社 文献検索ページ

以下のURLから、ibidi社製品の採用文献検索が可能です。
https://ibidi.com/content/417-publications

カタログ番号 ib81156 ib81151 ib81150 ib81166
底面コーティング ibiTreat
（親⽔性）		 未コーティング
（疎水性）		 Bioinert ※1
（細胞非接着加工）		 ibiTreat
（親⽔性）
推奨細胞種類 接着細胞 浮遊細胞 オルガノイド・スフェロイド、細胞凝集体、浮遊細胞 接着細胞
直径 35mm
容量 2mL
培養エリア 3.5cm2
観察エリア 21mm
高さ（フタあり／なし） 14／12mm
グリッド線 ✕ ✕ ✕ 〇 ※2

※1：下表
※2：下表
 

※1 Bioinert
表面の厚さ 200nm
表面の材質 polyl-based hydrogel
タンパクコーティング 不可

 

※2 グリッド線
マス目の数 400
グリッド線間隔 500μm
溝の幅 40μm（±5μm）
溝の深さ ＜5μm

消耗品・器材

カタログ番号品名容量・単位希望小売価格
(円/税抜)
ib81156μ-Dish35mm High ibiTreat60枚入69,600
ib81151μ-Dish35mmHigh 未コーティング60枚入69,600
ib81150μ-Dish35mmHigh Bioinert30枚入88,700
ib81166μ-Dish35mmHigh grid500 ibiTreat60枚入76,600