ウォータージャケット方式とダイレクトヒート(エアージャケット)方式には次のような違いがあります。
ウォータージャケット方式:
チャンバーの外周を水が入ったジャケットで囲み、水を加熱することで温度制御を行います。
温度の安定性に優れ、不意の停電でも水で温めているため急にチャンバー内温度が下がる危険性はありません。
ダイレクトヒート(エアージャケット)方式:
温度制御技術の進歩により、近年のトレンドとなりつつあります。
チャンバーの外周をヒーターで覆い、直接温度制御を行います。
頻繁に温度設定を変更したり短期培養を繰り返し行われる場合に適しています。
また、本方式の特性を活かして、高温でチャンバー内を滅菌する機能が付いているモデルもございます
(140℃乾熱滅菌:370/380、3307/3310、180℃乾熱滅菌:Vios iDx 165/255、i160/i250)