研究者・医療従事者の安全を守る使命
安全キャビネットはファンとフィルターが付いただけの単純な金属の筐体ではなく、風速やフィルター性能、封じ込め性能などを計算し、緻密に設計されています。そのため、装置の性能が保たれているかを定期的に確認すること、適切に使用することが、作業者や試料(サンプル)の安全を守る上で重要です。
また安全キャビネットには基本的に次の3つの機能が要求されます。
これらの要件を満たせない場合、作業者・サンプルを適切に保護することができなくなります。
弊社では、研究者や医療従事者に安心して安全キャビネットをお使いいただくため、納品設置時に使用環境下での風速調整(確認)を実施し引き渡しを行います。
正式な納品時検査をご希望の場合には、オプション(有償)で実施しております。
また、定期点検のご要望にもお応えしています。
安全キャビネットを使用する場面は、バイオセフティレベル2以上の物質を扱う場合だと想定されることから、安全キャビネットの検査では、定められた手順に従ってHEPAフィルタの透過率試験(相対濃度計を使用)、吹出し/流入風速試験、気流方向試験、作業エリア清浄度試験(パーティクルカウンターを使用)を行い、ユーザー様に安心してお使いいただいています。
定期点検をご用命の場合は以下のリンクからご依頼ください。
A2サイズのポスターやA4サイズ(両面)を配布し、適正使用や定期点検の実施について注意喚起を行っております。
ポスターは無償で配布しておりますので、ご希望の場合には、以下のリンクボタンからご依頼ください。
当WEBサイトや、Youtube等を通じ、安全キャビネットの使用に関連する動画を配信し、適正使用についてご理解いただけるよう努めています。