培養関連
は、密閉された実験機器庫内に過酢酸薬剤を噴霧し、空間除染する、初めての除染バリデーション装置です。
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指標菌のBI(バイオロジカルインジケーター)を庫内に設置し、培養試験をおこなうことで、除染効果のバリデーションが可能です。
従来の手作業による清拭では、除染効果を確認する方法がありませんでした。
FOGACT除染バリデーションツールに含まれる、BI(バイオロジカルインジケーター)を庫内に設置し、除染終了後に培養試験を行うことで、 除染効果を確認することが可能です。
10⁶個の細菌芽胞や、10⁶個真菌胞子を短時間で死滅させます。
CO₂インキュベーター
BI設置場所及び培養結果 | |||
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BI | 上段 | 中段 | 下段 |
真菌胞子10⁶ | 陰性(−) | 陰性(−) | 陰性(−) |
細菌芽胞10⁶ | 陰性(−) | 陰性(−) | 陰性(−) |
※初期温度/37℃ 初期湿度/33% 除染時間/54分
安全キャビネット
BI設置場所及び培養結果 | |||
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BI | 左 | 中央 | 右 |
真菌胞子10⁶ | 陰性(−) | 陰性(−) | 陰性(−) |
細菌芽胞10⁶ | 陰性(−) | 陰性(−) | 陰性(−) |
※初期温度/23℃ 初期湿度/64% 除染時間/137分
FOGACTによる除染効果真菌胞子(10⁶個)Aspergillus brasilus(NBRC 9455)のBI(自社調製)、及び細菌芽胞(10⁶個)G.stearothermophilus(ATCC #7953)のBIを庫内に設置して、FOGACTにより除染を行った後、それぞれ培養を行った結果
消毒用エタノールや次亜塩素酸では除菌出来ない、細菌芽胞にも高い効果がありながら、残留毒性がなく人に対して高い安全性。PBioアクトリルは劇物ではありませんので管理も容易です。
消毒剤の種類 | 一般細菌 | 黄色ブドウ球菌 | 緑膿菌 | 耐性菌 | 結核菌 | 真菌 | 芽胞 |
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過酢酸 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グルタラール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ホルムアルデヒド | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
次亜塩素酸ナトリウム | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ |
消毒用エタノール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
ヨードホール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
クレゾール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | × |
グルコン酸クロルヘキシジン | ○ | △ | ○ | × | × | △ | × |
塩化ベンザルコニウム | ○ | △ | ○ | × | × | △ | × |
両性界面活性剤 | ○ | △ | ○ | × | △ | △ | × |
使用時: |
W100×D36×H167(mm) |
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付属品:ACアダプター、FOG発生器用ケーブル、USBフラッシュメモリ、100mLビーカー、PBio アクトリル クリーンルーム仕様、タッチペン、センサー固定用クリップ 各1個 |