ピペット・ピペットチップ
ピペット使用時の手の疲労や、ストレスを感じたことはありませんか?
レイニン(メトラー・トレド社)のLTS(Lite Touch System)は、ピペット使用時に必要な負荷を最大90%まで軽減化する、研究者に優しいピペットシリーズです。 |
ピペット操作は多くのラボで最も反復性のある作業です
→多くの研究者は、通常一日に2時間から4時間をピペット操作に費やします
ピペット操作は強い力を必要とする作業です
→従来の作業ではプランジャーを押し下げる力は4kgを超えることがあります
→従来の作業ではチップイジェクションの際の力は4kgを超えることがあります
多くの研究者は手の疲労と、その結果生じる問題に悩まされています
→反復運動過多損傷(RSI)
→ピペット操作の正確性低減
→生産性の低下
RSI~ピペッティング時の反復運動過多損傷
従来のピペットの使用では実際に反復操作による手首や腱の障害すなわち手根管症候群と呼ばれる障害の危険性がありました。これらの障害はピペットの使用時に繰り返し手に強い力を加えることによって生じてきます。 ピペット操作時に使う力のおよそ50%はチップイジェクション時にかかります。チップイジェクションではおよそ8kgの力が必要とされています。しかも1日の通常の就業時間中に何百ものチップを取り外しているわけです。
また、ピペット操作時の残り50%の力は固いスプリングの圧縮力(吸引と排出)と静止状態を保つためのものです。この時にスプリングにかかる力は4kgを超えています。
>ピペット操作での力の半分はチップイジェクションの時にかかっています。
>ピペット操作での力の半分は固いスプリングのために必要でした。
各操作において必要な負荷の比較
解決策:LTS(ライトタッチシステム)
LTSは、研究者が30年来苦しんできたチップイジェクション時にかかる重い感覚をなくし、危険性を初めて適切に対処する新型のチップとシャフトシステムです。LTSによってチップイジェクションにかかっていた力を最大85%まで軽減できました。
新型、独自の円筒形のチップとシャフトのコンビネーションで疲労性疲労障害を回避。チップとシャフトが円筒形であることから装着面がより小さくなり摩擦が減ります。
汎用コーン型ピペットとLTSでの使用負荷比較
その形からチップがシャフトへ入り過ぎるのを防ぎます。
LTSチップとシャフトを円筒形にしたことで正確な位置でしっかりとチップが装着できます。
LTSはチップとシャフトの間に信頼性の高い一貫した装着性をもたらし、最小限の力でチップを脱着できるようになっています。このキッチリとしたストップ感によりチップが完全に装着されたかどうかすぐわかるようになりました。
円筒型だから負荷が少ない!少ない力で確実にチップを保持します
チップイジェクション時にかかる力を85%も軽減!
どうしてLTSのチップとピペットはよいのでしょうか?
LTSチップは無理につめたり、力を入れすぎてしまうこともなく、いつでもピペットに正しく装着できます。新しく軽いイジェクタースプリングと組み合わせることで従来のピペットに比べて余分な力を最大85%も軽減できます。
LTSピペットと他社製ピペットとの使用負荷の比較
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