撮影モード | 撮影箇所 | 容量(μL) |
---|---|---|
Quick | 1 | 0.15 | Normal | 6 | 0.9 | Precise | 24 | 3.6 |
1台につき3つのユーザーグループを作成でき、各グループに対し1,000個の計数データを保存することができます。従って、装置全体として保存できるデータの数は3,000個(CSV)となります(以下の画像参照)。1,000個を超えた場合、自動的に古いものから削除されていきます。
可能です。
PBMCは、10-20µmサイズの他哺乳類細胞より小さい、大きさ7-8µmの末梢血単核細胞です。RBC(赤血球)も同様に6µm程度の小さい細胞です。
FACSCOPE Bの測定サイズレンジは、5~60µmのため、PBMCもRBCも測定レンジ内のサイズです。また、プリセット(U:Universal、A:Angular、S:Small)から「Small」を選択することで、正確性を高めることができます。ただし、血液サンプルをそのまま測定することは難しいため、FicollなどによりPBMCまたはRBCを分離してから測定を行ってください。
FACSCOPE Bは、明視野顕微鏡(4×)をベースとした装置です。
サンプルを装置にセットすると、最適な位置でオートフォーカスが行われます。次に、駆動ステージによりサンプルが指定位置に動き、1つ目のチャンネルの特定の位置のプレビュー画像を取得します。プレビュー画像の確認は、他の3つのチャンネルでも可能です。測定するチャンネルの選択後(最大4チャンネル選択)、測定ボタン(Start)を押すと、各チャンネルでの撮影、撮影した画像の解析、細胞計測結果が表示されます。
FACSCOPEBには以下の特長があります。
その他、詳細についてはFACSCOPE Bのカタログをご確認ください。
設置から1年です。
有償でご購入いただけます。詳細は弊社までお問い合わせください。
ユーザーの目的や好みにより、FL、BRのセルカウントにはそれぞれのメリットがあります。
FL:細胞の核が染色されるため、細胞認識が非常にクリアです。ただし、細胞全体の形の確認が困難なため、黒いバックグラウンドに白い点(シグナル)が表示されているような結果しか得られません。また、装置や染色液の価格が高い傾向があります。
BR:顕微鏡で見ているように細胞を観察し、指定された位置の細胞を撮影し、画像を解析します。従って、画像で細胞の形を直接確認しながら、比較や研究を行うことができます。また、装置や試薬が安価な傾向があります。