お知らせ

第84回日本癌学会学術総会 共催セミナー(ランチョンセミナー)のご案内

第84回日本癌学会学術総会(会期:2025年9月25日(木)~27日(土)、場所:石川県立音楽堂、ホテル日航金沢、ANAクラウンプラザホテル金沢 他)にて、以下の内容でランチョンセミナーを行います。
ぜひお立ち寄りくださいますようお願いいたします。

腫瘍微小環境における疲弊T細胞の高次元プロファイリング:
フルスペクトラルフローサイトメトリーによる深層解析

日程

2025年9月25日(木) 11:50-12:40

会場

第8会場(ホテル日航金沢3F孔雀の間C)(クリックするとGoogle mapが開きます)

座長

Edmond Chua Cytek Biosciences

演者

Samantha Ho Ph.D. Merck Sharp & Dohme (MSD), Singapore

 

本ランチョンセミナーのご参加方法

学会事務局からのご案内に従い、またはランチョンセミナー当日に配布される整理券をお受け取りください。 事前申込状況により、当日の整理券配布が行われない場合があります。

ランチョンセミナーご参加者100名様に
Cytekプレミアムノート進呈

詳細はこちらからご確認ください。

 

要旨

腫瘍微小環境(Tumor microenvironment: TME)の解析と抗腫瘍免疫を高める治療標的の同定には、新鮮な腫瘍組織を用いたサイトメトリー解析が不可欠です。しかし、臨床検体では得られる細胞数が限られ、患者間のばらつきも課題になっています。これらの制約を克服するため、本研究ではフルスペクトラルフローサイトメトリーを活用し、質量分析法に比べて少数の細胞から高次元な免疫プロファイリングを試みました。
この手法を用いると、単一検体で多数のマーカーを同時に解析できるため、がん免疫の動態や新たな細胞サブセットの可視化が可能となります。本セミナーでは、がんの進行に伴い誘導される疲弊T細胞(exhausted T cells,TEX)に着目し、カスタマイズした39カラーパネルによる高次元の表現型解析を紹介します※。
また、組織解離酵素、特にコラゲナーゼによるエピトープ切断が染色プロトコールに及ぼす影響や、細胞内染色の最適化手法についても言及し、高次元パネルの設計と運用に不可欠な知見を共有します。

Wei Weng Teng, K., Khoo, W. H., Ho, N. C. W., Yang, S. J., Wilson, D. C., Chua, E., & Ho, S. W. S. (2025)
Diving Deep: Profiling exhausted T cells in the tumor microenvironment using spectral flow cytometry
Cytometry Part A, 107(4), 271–280. https://doi.org/10.1002/cyto.a.24929

 

Cytek®フルスペクトラルフローサイトメトリー装置

セルソーター

Aurora CS

  • 高感度・高階層ゲーティングによるソーティング
  • ストリーム自動制御、ライブビューカメラ標準装備
  • Aurora, Northern Lightsと同質の測定データを取得
 

セルアナライザー

Aurora

Northern Lights

  • コンペンセーションの労力を大幅に低減
  • 最大5レーザー、64検出器搭載、45カラー高感度同時解析
  • 赤色~赤外領域にピークを持つ蛍光色素を高分解能検出
 

Cytek®フルスペクトラルフローサイトメトリー試薬

お手頃価格の「TONBO」ブランド

FSP技術を搭載したフローサイトメーターに 最適化された「cFluor」ブランド

試薬のお問い合わせは株式会社ベリタスまでご連絡ください

株式会社ベリタス

〒105-0013
東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル6階
電話番号:03-5776-0078
メール:rpt@veritastk.co.jp
https://www.veritastk.co.jp/