お知らせ

日本組織培養学会 第94回大会 ランチョンセミナーのご案内

日本組織培養学会 第94回大会(会期: 2022年7月7日-7月8日、場所:大阪府豊中市千里ライフサイエンスセンター(クリックするとGoogle Mapが開きます))にて、以下の内容でランチョンセミナーを行います。また、ランチョンセミナーのほか、製品展示、ポスター発表も行います。
ぜひお立ち寄りくださいますようお願いいたします。

ランチョンセミナー概要

日程

7月7日(木)

タイトル

よりリアルな細胞の動きを知る:ユニークな技術を応用した3D灌流培養装置およびフルスペクトラルフローサイトメーターのご紹介

ワケンビーテック社では、細胞研究用の汎用製品の他に、様々なユニークな製品も取り扱っております。
本セミナーでは、以下の2製品をメインに、「ラボの細胞管理用ツール(SampleBox)」などをご紹介の予定です。

(1) ibidiポンプを利用した3D灌流培養(日本ジェネティクス株式会社)
発表者: 矢原 真郎 様
日本ジェネティクス株式会社 マーケティングセールスチーム
内容: 本セミナーでは、フロー培養用装置ibidiポンプシステムと、本装置に使用可能な以下のユニークな培養用チップ(スライド)をご紹介します。
  • 細胞に対するシェアストレス供与に使用する「µ-Slide I Luer 3D」
  • ゲル中の細胞に対する培地供給に用いる「µ-Slide III 3D Perfusion」
  • スフェロイド培養中、不要なシェアストレスを細胞にかけることなく培地の灌流ができる「µ-Slide Spheroid Perfusion」
Ibidi pump system

また、今後の展望として、模擬循環系のように、さらに複雑な培養実験系に利用できることも紹介します。

(2) フルスペクトラルフローサイトメータCYTEK Auroraのご紹介(Cytek Japan Corporation)
発表者: 田中 毅 様
Cytek Japan Corporation
内容: 本セミナーでは、蛍光スペクトルの形状により色素を判別するという、従来のフローサイトメータとは異なる革新的な技術を搭載したフルスペクトラルフローサイトメーターのご紹介と、以下のような具体的なご活用のメリットを紹介させていただきます。
  • この技術により簡便に多項目解析が可能となり、またパネル構築時の色素選択の自由度が大きく向上します。
  • 細胞培養においては、培養後の細胞の機能や特性など多くの因子の挙動を同時に観察する際に強力なツールとなります。
  • 多くのカラー数を同時に測定することが可能なため、測定回数を減少し、結果、必要な検体量が少なくて済みます。
  • 自家蛍光を持つ細胞の解析や測定後のコンペンセーション作業が不要となります。
Cytek Aurora