細胞培養にかかわる問題解決力

インキュベーターの加湿水

実験中、水位センサーエラーが鳴ったため、手を止めてブザー停止・加湿水を交換する、または毎週〇曜日に水を交換する・・・。
インキュベーターをお使いの場合に良くある光景です。作業自体は重労働でも時間がかかるものでもありませんが、地味に面倒ですよね。とはいえ、インキュベーターの仕様上、水を使用しないわけにもいきません。

「水の交換が面倒だ」

そんな日常的なお悩みのご相談を受け、弊社からThermo Scientific社のi160のご使用をお勧めしました。
i160はチャンバー底面へ加湿水を注入するモデルや、従来の加湿バット方式と異なり、内臓式加湿リザーバーを採用しています。
チャンバーへの曝露面が少ないため、無駄な水の蒸発が抑えられ※、水の交換頻度を低減することができます。
お使いのインキュベーターをi160へ交換後、お客様から「水の交換作業の手間が削減された」とのコメントをいただきました。
細胞培養に関連した日常的なお悩みのほか、機材選定のご相談などもお気軽にご相談ください!

Steri-Cycle i160の製品情報はこちら(製品ぺージ)
i160以外にThemo Fischer社のおよび弊社オリジナルの小型~大型インキュべーターも販売しております。


※モデル370との比較。無駄な蒸発は抑えられますが強制空気循環や設計の工夫により、十分な加湿能力も確保しています。
加湿リザーバーを通った空気は、チャンバーへ再循環する前に内蔵HEPAフィルターでろ過されるため、クリーンな環境維持にも優れています。